※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。
● 15話のあらすじ
レトロ、それは古なる力
レトロ、それは未知への冒険
レトロ、そしてそれは郷愁の証!
レトロ戦隊、全懐ジャー!!(?)
あゝ全てが懐かしい……。
街がレトロにされてしまえば、介人たちも昔を想ふ。
さすればここらでヤツデの出番!?
レトロを極めしヤツデのばあちゃん。
さみしさ抱える少年『諒』。
レトロなセカイで2人が出会うとき
史上最レトロな冒険が始まる!
(東映公式ブログより引用)
★
今回の一言:
ジュラン「ちげーわちげーわ!良かったあの頃なんて無かったわ俺たち!」
強引に4:3を16:9に戻していくスタイル。
ここ芸細で、人間は老若男女関係なく無気力化してるけど、キカイノイドは子供も含め全員正気で困惑してるっていうね。
ジュランのひい爺ちゃんも無礼討ちとはいえ即処刑だったらしいからな…。
ロクでもねぇなトジテンド!
★
ゼンカイジャーって時期的に出すのを控えてたのか、前後の作品と比べてもゲストがだいぶ少ないんですよね。
今回カラフルにやって来た諒君は名有りゲスト枠の一番手なんですが、15話にして初ゲストなのでそれまでは全部レギュラーで回してたって事になるのか…。
まあホントのところは分からんですが、スーさんとかターさんがセミレギュラー化したのもその辺の不足分を埋めるためなのかもね。
他にも数秒のゲストとして「ステイシーの母」とクレジットされてますが、彼女は後々名有りゲストとして改めて出てきます。
★
今回は諒君の態度に対してマジーヌの察しが非常に早いんだよね。
マジーヌメイン回ではないけど、諒君がどうして落ち込んでるのかを他の面子より理解できるのはさすが陰キャ故というか…ただ自覚としては、今は昔の自分と変わり始めてる意識があるっぽいのが色んなセリフで分かりますね。
メイン回はもう少し先にあるけど、子供に対してはちゃんと大人らしさも発揮してたり友達のためにブチギレたりと、初期の陰キャムーブの頃からだいぶ変わったねぇ…。
★
おら来たぞ、ナウなヤングにバカウケなレトロ回だ。
今回のレトロワルドですが、何故か「僕も試してみたかったから」とゲゲが派遣したワルド。
ゲゲってブッコワウスのペットって設定なんだけど、当時の公式の説明は「むしろゲゲの方がブッコワウスをそう思っている」みたいな感じだったんですが、それは「どっちの」ゲゲがそう思ってたんですかね…と振り返る。
あと立ち位置的にはボスの女秘書(♂)だそうなので、バラシタラとイジルデには威圧的な態度取ってるってのは割と解釈一致というか。まあ甘ゲゲの方は猫撫で声で相手の首根っこを掴んでるような別の尊大さがありますが。
ほんの数話だけではあるけど、普段は手出しをしないゲゲがワルドを送り込むパターンがここから続きますね。しかも全員が割と面倒な対処の奴ばっかというオマケ付き。
★
で。
レトロワルドっつーからにはその名の通り、レトロ電波で世界をレトロ化(ただし大正〜昭和末期までごちゃまぜ)する能力持ち。
良かったなトラックがオート三輪になるだけで済んで、リヤカーだったら最悪だぞ。まあスマホが黒電話になった時点で仕事どころじゃないんだけどな!
支那そばを中華そばって言ってる辺りは遠慮を感じる。今はメンマのこと支那竹って言わないもんねぇ。
でもこれはただの前置きで、過去の思い出に浸らせることで人間を無気力化するのが本来の能力。
いくら受容と適応能力ブッパのゼンカイトピア民でも過去の良かった思い出に抗うことができないのは辛い(適応能力のせいともいう)。
というか両親が行方不明の介人は言わずもがな、ヤッちゃんも常に前向きでいたのは孫のために気を張ってただけで本音はコレってのがね……止めたげてよぉ。
前述しましたが、この能力は300年弾圧されてきてろくな思い出がないキカイトピア民には一切効かなかったんですよね。トジテンドの圧政が元でピンチを回避するとは実に皮肉な結果だよ。
というか、思い出は美化されがちではあるけどイヤな思い出が多かった人間からすれば今の方がずっとハッピーなんだよ!って回答はなかなかリアルで生々しくはある。
★
そんなことよりですわ、あんなパーマ頭のベルボトム姿、昭和のスターから「下手な昭和より昭和」って直々に言われた半田健人(たっくん)しか似合わないと思ってた。駒氏クッソ似合ってて驚いたのは私なんだよね……。色合いなんてオフホワイトのジャケット!ブルーの開襟シャツ!ド派手なオレンジ色のパンタロン!(←重要)とかいうクセつよだぞ?
それで言うとゾックスもド派手な赤ブラウスに錦野スーツ(金具が黒介人の色違い)でビッチリ七三なのに宝塚の男役みたいな見た目で異常に似合ってたから恐ろしい…(+木製のギアダリンガー)
キカイ組なんて見ろよ!
上下ケミカルウォッシュのおじちゃん!
ワカメちゃんスカートのマジーヌ!
フラワームーブメントキメてそうなレゲエガオーン!
明らかに肩幅がおかしい書生ブルーン!
フリントの真っ赤なボディコンは似合ってるのになんか笑っちまった。錦野もアレだけどボディコンの界賊はあまりに不釣り合いなモチーフで草。
ヤッちゃんは元々チャンチャンコに和小物を着こなした謎の下町庶民ルックだから変わらなかったのかもしれない。
それでいうと、レトロ電波後にここへ来たのか分からんけど多分非番のステイシーは巻き込まれずに普段の魔界服(今考えた)なんだよな〜。お前もコスプレすればよかったのにとは思うけど、まだ関わりが浅い時期だからなぁ…。
「探偵ロマンス」の時の黒いドレス似合ってたからああいうの着ろよとは言わないが、闇夜でターゲットを殺害するために着てた真っ黒いコートも似合ってたしそれとかどうよ。
★
話を戻して、今回は介人抜きでの戦いなので、レアなキカイ組オンリーの4人合わせて名乗り。
やっぱりこいつら介人(というか五色田家)ファンボーイ・ガールだよな……それだけ受け入れられたり平和に共存出来たのが嬉しかったって事なんだろうけど。
にしてもフィニッシュバスターの殺意つよつよゼンカイロゴくんはなんなんだろうな…毎回。
レトロワルドの小技「トキヲモドソード」は後で別のワルドも使ったりするんだけど、今回はタイムレンジャーギアで相殺されてあえなく不発。
これも発動するとヤベー能力なんだけど、お前はレトロ電波だけでお釣りが来る個体だからな。止めとけ止めとけ。
ロボ戦は「言葉がレトロになる」レトロ電波で意思疎通できない!って一見ヤバそうに見えて「それだけの能力だから普通に戦える」っていうセッちゃんの冷めたツッコミが冴えわたる。あたり前田のクラッカーってそういや前に記事タイトルにした覚えがあるな…懐かし。
この時レトロダイワルドが放った技、完全読本を読むと分かるんだけど、エフェクトの再現も完全に当時の円谷の光の巨人のアレなんですよね……CG班の人も「えっ、マジでやっちゃって良いんですか!?」って思ったらしいし。謎の気合入った作り込みに納得の理由よ。
まあゼンカイジャーの主題歌歌ってんのも本物のウルトラマンだからな!何も問題ないぜ!!
★
ラストシーン、諒君が近所の子と打ち解けてる様子を見て良かったするゼンカイ組は微笑ましいんだけど、諒君らのやってる遊びはなんなんあれ、アノマロカリス……???
アレか、カンブリアじゃんけんとかそんなんか。チョキがアノマロカリス、グーが三葉虫、パーがピカイア(今考えた)
寂しくて店に一人で来るより友達と元気に過ごせてるようならその方がずっと良いって言う介人が眩しい。変な所はちゃんと年相応な精神性なんだよなお前…。
★
で、地味にですがステイシーの青写真にも影響を及ぼす出会いが発生した15話。
諒君を元気付けるために一緒に町の探検に出たヤッちゃんとステイシーが遭遇したのが何故か竹の子族が踊り狂う広場。…いやホントなんで竹の子族…?
ステイシーがヤッちゃんに感じたのは亡くなった母親の面影ですが、私は最初「ステイシーの母ちゃんだし野垂れ死にだっていうから身体が弱くて儚いイメージだな…ヤッちゃんみたいなパワフルな女性とはあんまり重ならないような…?」って思ってたんですよ。
ボンワルド回見て考えを改め直しましたね。そらヤッちゃんを重ねるわ。
次回は私が前半の話で一番好きなジシャクワルドの回ですね…。私がゼンカイ好きなポイントが色々詰まってるんだよな。
今回は以上。
第16カイ!の振り返りに続く。
● 15話のあらすじ
レトロ、それは古なる力
レトロ、それは未知への冒険
レトロ、そしてそれは郷愁の証!
レトロ戦隊、全懐ジャー!!(?)
あゝ全てが懐かしい……。
街がレトロにされてしまえば、介人たちも昔を想ふ。
さすればここらでヤツデの出番!?
レトロを極めしヤツデのばあちゃん。
さみしさ抱える少年『諒』。
レトロなセカイで2人が出会うとき
史上最レトロな冒険が始まる!
(東映公式ブログより引用)
★
今回の一言:
ジュラン「ちげーわちげーわ!良かったあの頃なんて無かったわ俺たち!」
強引に4:3を16:9に戻していくスタイル。
ここ芸細で、人間は老若男女関係なく無気力化してるけど、キカイノイドは子供も含め全員正気で困惑してるっていうね。
ジュランのひい爺ちゃんも無礼討ちとはいえ即処刑だったらしいからな…。
ロクでもねぇなトジテンド!
★
ゼンカイジャーって時期的に出すのを控えてたのか、前後の作品と比べてもゲストがだいぶ少ないんですよね。
今回カラフルにやって来た諒君は名有りゲスト枠の一番手なんですが、15話にして初ゲストなのでそれまでは全部レギュラーで回してたって事になるのか…。
まあホントのところは分からんですが、スーさんとかターさんがセミレギュラー化したのもその辺の不足分を埋めるためなのかもね。
他にも数秒のゲストとして「ステイシーの母」とクレジットされてますが、彼女は後々名有りゲストとして改めて出てきます。
★
今回は諒君の態度に対してマジーヌの察しが非常に早いんだよね。
マジーヌメイン回ではないけど、諒君がどうして落ち込んでるのかを他の面子より理解できるのはさすが陰キャ故というか…ただ自覚としては、今は昔の自分と変わり始めてる意識があるっぽいのが色んなセリフで分かりますね。
メイン回はもう少し先にあるけど、子供に対してはちゃんと大人らしさも発揮してたり友達のためにブチギレたりと、初期の陰キャムーブの頃からだいぶ変わったねぇ…。
★
おら来たぞ、ナウなヤングにバカウケなレトロ回だ。
今回のレトロワルドですが、何故か「僕も試してみたかったから」とゲゲが派遣したワルド。
ゲゲってブッコワウスのペットって設定なんだけど、当時の公式の説明は「むしろゲゲの方がブッコワウスをそう思っている」みたいな感じだったんですが、それは「どっちの」ゲゲがそう思ってたんですかね…と振り返る。
あと立ち位置的にはボスの女秘書(♂)だそうなので、バラシタラとイジルデには威圧的な態度取ってるってのは割と解釈一致というか。まあ甘ゲゲの方は猫撫で声で相手の首根っこを掴んでるような別の尊大さがありますが。
ほんの数話だけではあるけど、普段は手出しをしないゲゲがワルドを送り込むパターンがここから続きますね。しかも全員が割と面倒な対処の奴ばっかというオマケ付き。
★
で。
レトロワルドっつーからにはその名の通り、レトロ電波で世界をレトロ化(ただし大正〜昭和末期までごちゃまぜ)する能力持ち。
良かったなトラックがオート三輪になるだけで済んで、リヤカーだったら最悪だぞ。まあスマホが黒電話になった時点で仕事どころじゃないんだけどな!
支那そばを中華そばって言ってる辺りは遠慮を感じる。今はメンマのこと支那竹って言わないもんねぇ。
でもこれはただの前置きで、過去の思い出に浸らせることで人間を無気力化するのが本来の能力。
いくら受容と適応能力ブッパのゼンカイトピア民でも過去の良かった思い出に抗うことができないのは辛い(適応能力のせいともいう)。
というか両親が行方不明の介人は言わずもがな、ヤッちゃんも常に前向きでいたのは孫のために気を張ってただけで本音はコレってのがね……止めたげてよぉ。
前述しましたが、この能力は300年弾圧されてきてろくな思い出がないキカイトピア民には一切効かなかったんですよね。トジテンドの圧政が元でピンチを回避するとは実に皮肉な結果だよ。
というか、思い出は美化されがちではあるけどイヤな思い出が多かった人間からすれば今の方がずっとハッピーなんだよ!って回答はなかなかリアルで生々しくはある。
★
そんなことよりですわ、あんなパーマ頭のベルボトム姿、昭和のスターから「下手な昭和より昭和」って直々に言われた半田健人(たっくん)しか似合わないと思ってた。駒氏クッソ似合ってて驚いたのは私なんだよね……。色合いなんてオフホワイトのジャケット!ブルーの開襟シャツ!ド派手なオレンジ色のパンタロン!(←重要)とかいうクセつよだぞ?
それで言うとゾックスもド派手な赤ブラウスに錦野スーツ(金具が黒介人の色違い)でビッチリ七三なのに宝塚の男役みたいな見た目で異常に似合ってたから恐ろしい…(+木製のギアダリンガー)
キカイ組なんて見ろよ!
上下ケミカルウォッシュのおじちゃん!
ワカメちゃんスカートのマジーヌ!
フラワームーブメントキメてそうなレゲエガオーン!
明らかに肩幅がおかしい書生ブルーン!
フリントの真っ赤なボディコンは似合ってるのになんか笑っちまった。錦野もアレだけどボディコンの界賊はあまりに不釣り合いなモチーフで草。
ヤッちゃんは元々チャンチャンコに和小物を着こなした謎の下町庶民ルックだから変わらなかったのかもしれない。
それでいうと、レトロ電波後にここへ来たのか分からんけど多分非番のステイシーは巻き込まれずに普段の魔界服(今考えた)なんだよな〜。お前もコスプレすればよかったのにとは思うけど、まだ関わりが浅い時期だからなぁ…。
「探偵ロマンス」の時の黒いドレス似合ってたからああいうの着ろよとは言わないが、闇夜でターゲットを殺害するために着てた真っ黒いコートも似合ってたしそれとかどうよ。
★
話を戻して、今回は介人抜きでの戦いなので、レアなキカイ組オンリーの4人合わせて名乗り。
やっぱりこいつら介人(というか五色田家)ファンボーイ・ガールだよな……それだけ受け入れられたり平和に共存出来たのが嬉しかったって事なんだろうけど。
にしてもフィニッシュバスターの殺意つよつよゼンカイロゴくんはなんなんだろうな…毎回。
レトロワルドの小技「トキヲモドソード」は後で別のワルドも使ったりするんだけど、今回はタイムレンジャーギアで相殺されてあえなく不発。
これも発動するとヤベー能力なんだけど、お前はレトロ電波だけでお釣りが来る個体だからな。止めとけ止めとけ。
ロボ戦は「言葉がレトロになる」レトロ電波で意思疎通できない!って一見ヤバそうに見えて「それだけの能力だから普通に戦える」っていうセッちゃんの冷めたツッコミが冴えわたる。あたり前田のクラッカーってそういや前に記事タイトルにした覚えがあるな…懐かし。
この時レトロダイワルドが放った技、完全読本を読むと分かるんだけど、エフェクトの再現も完全に当時の円谷の光の巨人のアレなんですよね……CG班の人も「えっ、マジでやっちゃって良いんですか!?」って思ったらしいし。謎の気合入った作り込みに納得の理由よ。
まあゼンカイジャーの主題歌歌ってんのも本物のウルトラマンだからな!何も問題ないぜ!!
★
ラストシーン、諒君が近所の子と打ち解けてる様子を見て良かったするゼンカイ組は微笑ましいんだけど、諒君らのやってる遊びはなんなんあれ、アノマロカリス……???
アレか、カンブリアじゃんけんとかそんなんか。チョキがアノマロカリス、グーが三葉虫、パーがピカイア(今考えた)
寂しくて店に一人で来るより友達と元気に過ごせてるようならその方がずっと良いって言う介人が眩しい。変な所はちゃんと年相応な精神性なんだよなお前…。
★
で、地味にですがステイシーの青写真にも影響を及ぼす出会いが発生した15話。
諒君を元気付けるために一緒に町の探検に出たヤッちゃんとステイシーが遭遇したのが何故か竹の子族が踊り狂う広場。…いやホントなんで竹の子族…?
ステイシーがヤッちゃんに感じたのは亡くなった母親の面影ですが、私は最初「ステイシーの母ちゃんだし野垂れ死にだっていうから身体が弱くて儚いイメージだな…ヤッちゃんみたいなパワフルな女性とはあんまり重ならないような…?」って思ってたんですよ。
ボンワルド回見て考えを改め直しましたね。そらヤッちゃんを重ねるわ。
次回は私が前半の話で一番好きなジシャクワルドの回ですね…。私がゼンカイ好きなポイントが色々詰まってるんだよな。
今回は以上。
第16カイ!の振り返りに続く。
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