※終了したテレ玉の再放送分です。
一カ月超過しとるわ貴様。
●48話の一言あらすじ
後半からの空気がただ不穏。
★
●今回の一言:
ゼンカイジャー「ちっちゃ!!!!」
言いたいことは分かるが首魁に向けてこの台詞。
読めや!空気!!
まあこの首魁もノリノリでイワヤマトピアとか召喚しちゃうんですが……。
★
前回イジルデを退けたゼンカイジャー。イジルデストロイヤーの爆発に巻き込まれて…っていう描写だったので、ワンチャン生きてない?って説も上がりましたが、公式で死んだって明言されてたのでワンチャンないですね。
だいぶ前、確か介人とステイシーがタイマンした回だったかにバトルシーザーロボが大破しましたけど、あの時ステイシーがズタボロで地べたに倒れてたので、「安全装置ってか緊急脱出口作ってねぇんじゃねぇのこのロボ」みたいなファン考察をチラホラ見かけましたが、仮にそうならじゃあ死んでも自業自得だししゃーないな!ってなる。
で、改めてトジテンドパレスへ突撃。バラシタラはヨホホイ&ステイシーを相手してるので、今はブッコワウスとゲゲしかいない状態。
ここでブッコワウスを守る為にゼンカイジャーに向かってくるゲゲ(これは本物の方)とかお前そんな健気な奴だったのか…と思いつつ、いやこいつ素はゴリゴリの侵略推進派だったな…ってなったりするので騙されてはいけない。
例のセッちゃん輸送大作戦では、ゲゲとでっかいセッちゃんを戦わせるぞ!とかいう謎のノルマもあるために、シンケンジャーギアででっかくされるセッちゃん、迎え撃つゲゲ。
鳥対鳥!
ゼンカイジャーは下で応援するだけ!(監督談)
最終決戦だぞお前ら!!
この様子を感知した神様がわざわざゲゲに乗り移った状態でブッコワウスの弱点をポロッと暴露。
このやり方も、ブッコワウスの性格を熟知していたからわざとやったのかな…と振り返ると思いますね。いつもの癇癪でうっかりゲゲを破壊してくれれば、残すはブッコワウスだけだし。
ゼンカイジャー的には労なく幹部を一人片付けた事にはなるんだけど……まあドン引きするよね。
それはそれとして、癇癪でペット殺しておいて、死体を前にビックリして嘆くのはいつ見ても怖…。お前が殺したんやろがい。殺しちゃっても死体を取り込んで一緒に戦うぞ♡もまあまあ怖。
★
一方ゾックスとステイシーはというと、なかなか現状を打破できない様子。あと何度見ても腹を踏まれるステイシーが妙に痛々しいんだよな…。
で、前も書いてるので今更ですけど、要は侵略先で略奪した女性をほぼヤリ捨てて、復讐に来た子供達は返り討ちってイヤな永久機関すぎる。ステイシーがもう少し血気盛んな性格だったら多分早めに死んでたから(バラシタラがわざと泳がせていたため)、せいぜい出世して見返すぐらいのある種健全な発想で止まってて良かったよホントに。本質的には血の気を嫌うタイプだからね。
ここのゾックスとステイシーの共通点は守るために戦うものが定まった、って事でしょうかね。
そもそも、何度も書いてるように本来なら界賊一家はゼンカイジャーに加勢する意味がもうないからね。ほぼ義理と仲間意識だけで戻ってきたから、損得を考えたら以前ならやらない事なんだよな。
ある意味ありきたりというか、分かりやすくそれらを「お宝」と称しましたけど、家族だけで世界が閉じきっていた価値観が開けた結果こんな事言えるようになったのなら、それは十分成長よ。
そしてステイシーの方はこれから自分が生きる居場所を守る為にということですが、決まった場所というよりは故郷のキカイトピアもそうだし、あるいは自分の逃げ場を与えてくれたカラフルや、今まで助けてくれた人達なんかも含むのかもね。バラシタラ撃破時の爆風から界賊一家を守る為に率先して盾になったのはその証拠ですかね。
あのシーンはね…ホント良かったのよ……。お前が界賊達を守るようになったんだなぁと。
いやあ、はじめはどうなる事かと思ってたこの2人も、終わってみれば戦いのコンビネーションはお互いゼンカイザーと組んでる時よりキレてたので、コンビとしての相性は多分良いんだろうね。あと謎の人間砲台コンビでもあるし。
ん?
……シリアスなシーンでシリアスな戦いもちゃんとこなせるからだ?
いや、それは……そうなんですが……。
介人だってパイセンジャーん時にイヲカルにキレた時はめっちゃ真剣だったろ!というか振り切れてるだけで介人はいつも真剣だよ!
まああと根っからの輩と一応強化兵士だから……下町の駄菓子屋んちのにーちゃんと格闘センスを比べてはいけない。
★
ヨホホイ達が一段落したところでゼンカイジャー達の話に戻ると、ゲゲを吸収したブッコワウスがご丁寧に仕組みを解説してくれてましたね。ハカイザーの改造の時もここからパーツを分けたようです。
なーに味方の側に上半身と下半身をバラして動かせる奴がいるんなら先祖のパーツを吸収するぐらいわけないぜ(暴論)
まあ吸収の件に関しては、ブッコワウスの一族が特殊能力持ちだって解釈した方がしっくり来そう……それで王朝に300年居座れるぐらいの力があったってことだろうし。代々の先祖のパーツを秘伝のタレみたいに扱うな。
で、残りのトジルギアを全部取り込んでるって事は、今まで一切解放されなかった歴代戦隊世界のギアも取り込んでるので、実質過去戦隊がここでの壁ボスみたいなもんになった感じですね。
ゼンカイ全員のモチーフになった戦隊の力でぶっ飛ばされたけど、リアタイの時に書いたように介人の時だけトンチキ感と反比例して仕打ちがひどい……。
けど、このシーンの為に五色田家がグリーンバックに勢揃いしたんだろう状況はやっぱ笑う。
ワイヤーアクションで久しぶりに飛んだらしいっすよ榊原さん(ピーターパン)。まあそらなね…。
この時に破壊されたチェンジギアがパイセンの力でアップデートされたのは一時的で、Vシネでは元に戻ってましたね。いややっぱゼンカイのチェンジギアはゴリゴリのメタルっぽさがないとさ。
それにしてもゲゲのアドバイス通り背中をゼンリョクゼンカイキャノンで撃ちにいきましたが、Sゼンカイザーを陽動に使ってからの全力ブッパなあたり、お前ら元は全員野良一般人の集団なのに殺る時はガッツリ行く辺りキマってんな…って改めてなった。いうて下手したら全員の身内の仇だしなぁ……それ以前に敵の首魁だし。
介人に関しては、これまで世界初を(多分本人も本当はハッキリとした目的がないまま)目指してきていた子供が、一段落殻を脱いだような印象。
最終回が神様との対話の形になったのもモラトリアムからの脱却の意図があるっぽいので、そういう目で観返すと感慨深い。
★
なので、総力戦はこの回で終了。
ここから、チームヨホホイ+サトシは神様の存在のすり合わせ、チームゼンカイは街のある区画に戻ってバンザイ……したところで、前触れもないセッちゃんの充電切れ。
これ何度観ても、こんな都合よく充電切れるわけねぇだろ……ってなる(おそらく神様の仕業)。
おじちゃん達が地元民と世話話してる隙にセッちゃんごとふといなくなる介人も、完全に文法がホラーなのよ。なんでゼンカイ観ながらホラー映画みを感じなきゃならんのじゃ。
あと肝心なタイミングでヨホホイに憑依する抜け目なさもね……ステイシーやフリント達が客観的に憑依状態を見てない事をいいことに。こんな所でヨホホイが乗っ取られるとそりゃステイシーには打つ手がないのよ。
まあ……ただ本音を言えば、ここのアレ?アレ?が積み重なって憑依状態の介人がゼンカイトピアに悠然と戻って来るまでの一連の展開大好きなんだわ……それと同時に大丈夫かこれ、ともなったけど。当時はドンブラの黒介人の件もあって、メタ的な意味でも最終回ちゃんと終わるの……?ってハラハラしてたからさ。
とはいえ、事前に香村女史と白倉Pのインタビュー読んでて、風呂敷は畳むっつってたからそこは少し安心してたけどね。
ある意味で、ゼンカイジャーの完全敗北となったラスト。
よし、リアタイで書けなかった最終回の感想!
今度こそ書くぞこの野郎!
今回は以上。
第49カイ!の振り返りに続く。
あと1話!
一カ月超過しとるわ貴様。
●48話の一言あらすじ
後半からの空気がただ不穏。
★
●今回の一言:
ゼンカイジャー「ちっちゃ!!!!」
言いたいことは分かるが首魁に向けてこの台詞。
読めや!空気!!
まあこの首魁もノリノリでイワヤマトピアとか召喚しちゃうんですが……。
★
前回イジルデを退けたゼンカイジャー。イジルデストロイヤーの爆発に巻き込まれて…っていう描写だったので、ワンチャン生きてない?って説も上がりましたが、公式で死んだって明言されてたのでワンチャンないですね。
だいぶ前、確か介人とステイシーがタイマンした回だったかにバトルシーザーロボが大破しましたけど、あの時ステイシーがズタボロで地べたに倒れてたので、「安全装置ってか緊急脱出口作ってねぇんじゃねぇのこのロボ」みたいなファン考察をチラホラ見かけましたが、仮にそうならじゃあ死んでも自業自得だししゃーないな!ってなる。
で、改めてトジテンドパレスへ突撃。バラシタラはヨホホイ&ステイシーを相手してるので、今はブッコワウスとゲゲしかいない状態。
ここでブッコワウスを守る為にゼンカイジャーに向かってくるゲゲ(これは本物の方)とかお前そんな健気な奴だったのか…と思いつつ、いやこいつ素はゴリゴリの侵略推進派だったな…ってなったりするので騙されてはいけない。
例のセッちゃん輸送大作戦では、ゲゲとでっかいセッちゃんを戦わせるぞ!とかいう謎のノルマもあるために、シンケンジャーギアででっかくされるセッちゃん、迎え撃つゲゲ。
鳥対鳥!
ゼンカイジャーは下で応援するだけ!(監督談)
最終決戦だぞお前ら!!
この様子を感知した神様がわざわざゲゲに乗り移った状態でブッコワウスの弱点をポロッと暴露。
このやり方も、ブッコワウスの性格を熟知していたからわざとやったのかな…と振り返ると思いますね。いつもの癇癪でうっかりゲゲを破壊してくれれば、残すはブッコワウスだけだし。
ゼンカイジャー的には労なく幹部を一人片付けた事にはなるんだけど……まあドン引きするよね。
それはそれとして、癇癪でペット殺しておいて、死体を前にビックリして嘆くのはいつ見ても怖…。お前が殺したんやろがい。殺しちゃっても死体を取り込んで一緒に戦うぞ♡もまあまあ怖。
★
一方ゾックスとステイシーはというと、なかなか現状を打破できない様子。あと何度見ても腹を踏まれるステイシーが妙に痛々しいんだよな…。
で、前も書いてるので今更ですけど、要は侵略先で略奪した女性をほぼヤリ捨てて、復讐に来た子供達は返り討ちってイヤな永久機関すぎる。ステイシーがもう少し血気盛んな性格だったら多分早めに死んでたから(バラシタラがわざと泳がせていたため)、せいぜい出世して見返すぐらいのある種健全な発想で止まってて良かったよホントに。本質的には血の気を嫌うタイプだからね。
ここのゾックスとステイシーの共通点は守るために戦うものが定まった、って事でしょうかね。
そもそも、何度も書いてるように本来なら界賊一家はゼンカイジャーに加勢する意味がもうないからね。ほぼ義理と仲間意識だけで戻ってきたから、損得を考えたら以前ならやらない事なんだよな。
ある意味ありきたりというか、分かりやすくそれらを「お宝」と称しましたけど、家族だけで世界が閉じきっていた価値観が開けた結果こんな事言えるようになったのなら、それは十分成長よ。
そしてステイシーの方はこれから自分が生きる居場所を守る為にということですが、決まった場所というよりは故郷のキカイトピアもそうだし、あるいは自分の逃げ場を与えてくれたカラフルや、今まで助けてくれた人達なんかも含むのかもね。バラシタラ撃破時の爆風から界賊一家を守る為に率先して盾になったのはその証拠ですかね。
あのシーンはね…ホント良かったのよ……。お前が界賊達を守るようになったんだなぁと。
いやあ、はじめはどうなる事かと思ってたこの2人も、終わってみれば戦いのコンビネーションはお互いゼンカイザーと組んでる時よりキレてたので、コンビとしての相性は多分良いんだろうね。あと謎の人間砲台コンビでもあるし。
ん?
……シリアスなシーンでシリアスな戦いもちゃんとこなせるからだ?
いや、それは……そうなんですが……。
介人だってパイセンジャーん時にイヲカルにキレた時はめっちゃ真剣だったろ!というか振り切れてるだけで介人はいつも真剣だよ!
まああと根っからの輩と一応強化兵士だから……下町の駄菓子屋んちのにーちゃんと格闘センスを比べてはいけない。
★
ヨホホイ達が一段落したところでゼンカイジャー達の話に戻ると、ゲゲを吸収したブッコワウスがご丁寧に仕組みを解説してくれてましたね。ハカイザーの改造の時もここからパーツを分けたようです。
なーに味方の側に上半身と下半身をバラして動かせる奴がいるんなら先祖のパーツを吸収するぐらいわけないぜ(暴論)
まあ吸収の件に関しては、ブッコワウスの一族が特殊能力持ちだって解釈した方がしっくり来そう……それで王朝に300年居座れるぐらいの力があったってことだろうし。代々の先祖のパーツを秘伝のタレみたいに扱うな。
で、残りのトジルギアを全部取り込んでるって事は、今まで一切解放されなかった歴代戦隊世界のギアも取り込んでるので、実質過去戦隊がここでの壁ボスみたいなもんになった感じですね。
ゼンカイ全員のモチーフになった戦隊の力でぶっ飛ばされたけど、リアタイの時に書いたように介人の時だけトンチキ感と反比例して仕打ちがひどい……。
けど、このシーンの為に五色田家がグリーンバックに勢揃いしたんだろう状況はやっぱ笑う。
ワイヤーアクションで久しぶりに飛んだらしいっすよ榊原さん(ピーターパン)。まあそらなね…。
この時に破壊されたチェンジギアがパイセンの力でアップデートされたのは一時的で、Vシネでは元に戻ってましたね。いややっぱゼンカイのチェンジギアはゴリゴリのメタルっぽさがないとさ。
それにしてもゲゲのアドバイス通り背中をゼンリョクゼンカイキャノンで撃ちにいきましたが、Sゼンカイザーを陽動に使ってからの全力ブッパなあたり、お前ら元は全員野良一般人の集団なのに殺る時はガッツリ行く辺りキマってんな…って改めてなった。いうて下手したら全員の身内の仇だしなぁ……それ以前に敵の首魁だし。
介人に関しては、これまで世界初を(多分本人も本当はハッキリとした目的がないまま)目指してきていた子供が、一段落殻を脱いだような印象。
最終回が神様との対話の形になったのもモラトリアムからの脱却の意図があるっぽいので、そういう目で観返すと感慨深い。
★
なので、総力戦はこの回で終了。
ここから、チームヨホホイ+サトシは神様の存在のすり合わせ、チームゼンカイは街のある区画に戻ってバンザイ……したところで、前触れもないセッちゃんの充電切れ。
これ何度観ても、こんな都合よく充電切れるわけねぇだろ……ってなる(おそらく神様の仕業)。
おじちゃん達が地元民と世話話してる隙にセッちゃんごとふといなくなる介人も、完全に文法がホラーなのよ。なんでゼンカイ観ながらホラー映画みを感じなきゃならんのじゃ。
あと肝心なタイミングでヨホホイに憑依する抜け目なさもね……ステイシーやフリント達が客観的に憑依状態を見てない事をいいことに。こんな所でヨホホイが乗っ取られるとそりゃステイシーには打つ手がないのよ。
まあ……ただ本音を言えば、ここのアレ?アレ?が積み重なって憑依状態の介人がゼンカイトピアに悠然と戻って来るまでの一連の展開大好きなんだわ……それと同時に大丈夫かこれ、ともなったけど。当時はドンブラの黒介人の件もあって、メタ的な意味でも最終回ちゃんと終わるの……?ってハラハラしてたからさ。
とはいえ、事前に香村女史と白倉Pのインタビュー読んでて、風呂敷は畳むっつってたからそこは少し安心してたけどね。
ある意味で、ゼンカイジャーの完全敗北となったラスト。
よし、リアタイで書けなかった最終回の感想!
今度こそ書くぞこの野郎!
今回は以上。
第49カイ!の振り返りに続く。
あと1話!
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