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因縁と染物屋の話
「今日からヒットマン」の録画観てたら主人公のスマホ着信がキングオージャーのOPになってて草。ついでに着信元の子供がタブレットで観てたのもキングオージャーのOP。
そりゃ現行だし、至近距離にはチンピラに転生した2年前の戦隊主人公がいるけど、ネタ丸出しで笑う。

まあ年始はゲスに転生するからな。良かったな!ずっと悪人やりたいっつってたもんな!(コピーワルド回で意見が反映された例)



長い事Evernote使ってネタの書き溜めしてたんだけど、最近仕様が変わったことでだいぶ使い勝手が制限されるので別のアプリに移行中。
ノートの数は確認したら50コ以下だったけどノートブックの数がね…。せめて3つぐらいは作らせてよ。1コて。

いや開発者側としてはちゃんと金出せって話ではあるんだろうけど、この機会に今一度自分の欲しい機能のみで整理したら、大雑把にカテゴリー分けできる・文字制限なくテキストが書ける・バックアップ可能であればそれ以上は要らんなってなったから、ホントにいらない古いネタは捨てて、もっとシンプルで軽い使い勝手のアプリに移行することに決めたよ。ネタの移動は手動コピペだけど…。

PCなら標準搭載のテキストエディタのファイルをフォルダ分けすれば済むだけなのにねー。エクスポートもアプリ間でできないのもあるしねー、面倒くさいねー。



少し前にフクロウとカラスがめちゃ仲悪い民話って話を書いたと思うんだけど、日本に2つ存在する(口伝元は諸説なので無視)「フクロウとカラス」「フクロウの染物屋」がそれに該当するんですね。
謎なのが、前者は人間から鳥に変身する話、後者は元から鳥なのを擬人化した話だけど、フクロウ側の職業が「染物屋」っていう点が共通してることなんですよね。別にフクロウに染色に関わる逸話とかないはずなんだけど。

最初は一つの話が色んな語り部によって変形して2つに分離したのかとも思ったんだけど、それにしてはだいぶモチーフというか骨子が違うというか…。どうして染物屋なんだろう?

ちなみに前者は怠け者の息子のせいで染物屋の親父が打首になって息子が何故かフクロウに変わる話で(不孝鳥の謂れがモチーフ?)、後者はカラスの羽の色の起源話になってたりするよ。
真っ黒にしやがってとは言うけど厳密には羽根の構造色による濡羽色だから汚ぇ!ってキレることもないと思うわ。日本じゃむしろ褒め言葉やん。
というかフクロウの方も三日三晩掛けてあえて黒く染めたならもう少しカラスが納得できるコンセプトをプレゼンするべきだった。両者のコミュニケーション不足ですな、残念。

前者は中国だとその「不孝鳥」って俗説で忌み嫌われていたせいで、冬至に取っ捕まえられて首だけを枝にブッ刺すみたいな風習(?)があって、その概念が輸入された日本だと晒し首の刑のことを「梟首」とも呼んだんですね。ついでに「梟木」は獄門台のことだよ。怖いね。

そう考えるとフクロウって昔はだいぶ嫌われた鳥なんだねぇ。
いうて割とボリューミーな体で声も特徴的な顔デカ鳥が深夜にバサバサッて音立てて飛んだら怖いは怖いと思う。ほら、「世界樹の迷宮」に顔だけフクロウみたいなモンスターいるじゃん。闇夜あれと遭遇すんのヤでしょ?

まあだからって穴蔵とか小屋に閉じ込めて丸焼きファイヤーするのはやり過ぎ(ヨーロッパの民話とインドの神話)。
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2023/12/11 21:03 | Comments(0) | 雑記

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