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Re:第15カイ!「ガチョーン!レトロに急旋回!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 15話のあらすじ
レトロ、それは古なる力
レトロ、それは未知への冒険
レトロ、そしてそれは郷愁の証!

レトロ戦隊、全懐ジャー!!(?)

あゝ全てが懐かしい……。
街がレトロにされてしまえば、介人たちも昔を想ふ。
さすればここらでヤツデの出番!?
レトロを極めしヤツデのばあちゃん。
さみしさ抱える少年『諒』。
レトロなセカイで2人が出会うとき
史上最レトロな冒険が始まる!
(東映公式ブログより引用)




今回の一言:
ジュラン「ちげーわちげーわ!良かったあの頃なんて無かったわ俺たち!」

強引に4:3を16:9に戻していくスタイル。

ここ芸細で、人間は老若男女関係なく無気力化してるけど、キカイノイドは子供も含め全員正気で困惑してるっていうね。
ジュランのひい爺ちゃんも無礼討ちとはいえ即処刑だったらしいからな…。
ロクでもねぇなトジテンド!



ゼンカイジャーって時期的に出すのを控えてたのか、前後の作品と比べてもゲストがだいぶ少ないんですよね。
今回カラフルにやって来た諒君は名有りゲスト枠の一番手なんですが、15話にして初ゲストなのでそれまでは全部レギュラーで回してたって事になるのか…。
まあホントのところは分からんですが、スーさんとかターさんがセミレギュラー化したのもその辺の不足分を埋めるためなのかもね。

他にも数秒のゲストとして「ステイシーの母」とクレジットされてますが、彼女は後々名有りゲストとして改めて出てきます。



今回は諒君の態度に対してマジーヌの察しが非常に早いんだよね。
マジーヌメイン回ではないけど、諒君がどうして落ち込んでるのかを他の面子より理解できるのはさすが陰キャ故というか…ただ自覚としては、今は昔の自分と変わり始めてる意識があるっぽいのが色んなセリフで分かりますね。
メイン回はもう少し先にあるけど、子供に対してはちゃんと大人らしさも発揮してたり友達のためにブチギレたりと、初期の陰キャムーブの頃からだいぶ変わったねぇ…。



おら来たぞ、ナウなヤングにバカウケなレトロ回だ。

今回のレトロワルドですが、何故か「僕も試してみたかったから」とゲゲが派遣したワルド。
ゲゲってブッコワウスのペットって設定なんだけど、当時の公式の説明は「むしろゲゲの方がブッコワウスをそう思っている」みたいな感じだったんですが、それは「どっちの」ゲゲがそう思ってたんですかね…と振り返る。
あと立ち位置的にはボスの女秘書(♂)だそうなので、バラシタラとイジルデには威圧的な態度取ってるってのは割と解釈一致というか。まあ甘ゲゲの方は猫撫で声で相手の首根っこを掴んでるような別の尊大さがありますが。

ほんの数話だけではあるけど、普段は手出しをしないゲゲがワルドを送り込むパターンがここから続きますね。しかも全員が割と面倒な対処の奴ばっかというオマケ付き。



で。
レトロワルドっつーからにはその名の通り、レトロ電波で世界をレトロ化(ただし大正〜昭和末期までごちゃまぜ)する能力持ち。
良かったなトラックがオート三輪になるだけで済んで、リヤカーだったら最悪だぞ。まあスマホが黒電話になった時点で仕事どころじゃないんだけどな!
支那そばを中華そばって言ってる辺りは遠慮を感じる。今はメンマのこと支那竹って言わないもんねぇ。

でもこれはただの前置きで、過去の思い出に浸らせることで人間を無気力化するのが本来の能力。
いくら受容と適応能力ブッパのゼンカイトピア民でも過去の良かった思い出に抗うことができないのは辛い(適応能力のせいともいう)。
というか両親が行方不明の介人は言わずもがな、ヤッちゃんも常に前向きでいたのは孫のために気を張ってただけで本音はコレってのがね……止めたげてよぉ。

前述しましたが、この能力は300年弾圧されてきてろくな思い出がないキカイトピア民には一切効かなかったんですよね。トジテンドの圧政が元でピンチを回避するとは実に皮肉な結果だよ。
というか、思い出は美化されがちではあるけどイヤな思い出が多かった人間からすれば今の方がずっとハッピーなんだよ!って回答はなかなかリアルで生々しくはある。



そんなことよりですわ、あんなパーマ頭のベルボトム姿、昭和のスターから「下手な昭和より昭和」って直々に言われた半田健人(たっくん)しか似合わないと思ってた。駒氏クッソ似合ってて驚いたのは私なんだよね……。色合いなんてオフホワイトのジャケット!ブルーの開襟シャツ!ド派手なオレンジ色のパンタロン!(←重要)とかいうクセつよだぞ?
それで言うとゾックスもド派手な赤ブラウスに錦野スーツ(金具が黒介人の色違い)でビッチリ七三なのに宝塚の男役みたいな見た目で異常に似合ってたから恐ろしい…(+木製のギアダリンガー)
キカイ組なんて見ろよ!
上下ケミカルウォッシュのおじちゃん!
ワカメちゃんスカートのマジーヌ!
フラワームーブメントキメてそうなレゲエガオーン!
明らかに肩幅がおかしい書生ブルーン!

フリントの真っ赤なボディコンは似合ってるのになんか笑っちまった。錦野もアレだけどボディコンの界賊はあまりに不釣り合いなモチーフで草。
ヤッちゃんは元々チャンチャンコに和小物を着こなした謎の下町庶民ルックだから変わらなかったのかもしれない。

それでいうと、レトロ電波後にここへ来たのか分からんけど多分非番のステイシーは巻き込まれずに普段の魔界服(今考えた)なんだよな〜。お前もコスプレすればよかったのにとは思うけど、まだ関わりが浅い時期だからなぁ…。
「探偵ロマンス」の時の黒いドレス似合ってたからああいうの着ろよとは言わないが、闇夜でターゲットを殺害するために着てた真っ黒いコートも似合ってたしそれとかどうよ。



話を戻して、今回は介人抜きでの戦いなので、レアなキカイ組オンリーの4人合わせて名乗り。
やっぱりこいつら介人(というか五色田家)ファンボーイ・ガールだよな……それだけ受け入れられたり平和に共存出来たのが嬉しかったって事なんだろうけど。
にしてもフィニッシュバスターの殺意つよつよゼンカイロゴくんはなんなんだろうな…毎回。
レトロワルドの小技「トキヲモドソード」は後で別のワルドも使ったりするんだけど、今回はタイムレンジャーギアで相殺されてあえなく不発。
これも発動するとヤベー能力なんだけど、お前はレトロ電波だけでお釣りが来る個体だからな。止めとけ止めとけ。

ロボ戦は「言葉がレトロになる」レトロ電波で意思疎通できない!って一見ヤバそうに見えて「それだけの能力だから普通に戦える」っていうセッちゃんの冷めたツッコミが冴えわたる。あたり前田のクラッカーってそういや前に記事タイトルにした覚えがあるな…懐かし。

この時レトロダイワルドが放った技、完全読本を読むと分かるんだけど、エフェクトの再現も完全に当時の円谷の光の巨人のアレなんですよね……CG班の人も「えっ、マジでやっちゃって良いんですか!?」って思ったらしいし。謎の気合入った作り込みに納得の理由よ。
まあゼンカイジャーの主題歌歌ってんのも本物のウルトラマンだからな!何も問題ないぜ!!



ラストシーン、諒君が近所の子と打ち解けてる様子を見て良かったするゼンカイ組は微笑ましいんだけど、諒君らのやってる遊びはなんなんあれ、アノマロカリス……???
アレか、カンブリアじゃんけんとかそんなんか。チョキがアノマロカリス、グーが三葉虫、パーがピカイア(今考えた)
寂しくて店に一人で来るより友達と元気に過ごせてるようならその方がずっと良いって言う介人が眩しい。変な所はちゃんと年相応な精神性なんだよなお前…。



で、地味にですがステイシーの青写真にも影響を及ぼす出会いが発生した15話。
諒君を元気付けるために一緒に町の探検に出たヤッちゃんとステイシーが遭遇したのが何故か竹の子族が踊り狂う広場。…いやホントなんで竹の子族…?
ステイシーがヤッちゃんに感じたのは亡くなった母親の面影ですが、私は最初「ステイシーの母ちゃんだし野垂れ死にだっていうから身体が弱くて儚いイメージだな…ヤッちゃんみたいなパワフルな女性とはあんまり重ならないような…?」って思ってたんですよ。
ボンワルド回見て考えを改め直しましたね。そらヤッちゃんを重ねるわ。


次回は私が前半の話で一番好きなジシャクワルドの回ですね…。私がゼンカイ好きなポイントが色々詰まってるんだよな。

今回は以上。
第16カイ!の振り返りに続く。
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2024/01/29 02:52 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:第14カイ!「決闘!ゼンカイVSツーカイ!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 14話のあらすじ
トジテンドのリサイクル軍団・ダイワルジャーの猛攻によって、遠くまで飛ばされてしまったゼンカイジャー。
目を覚ますと世界が戻っていくところで、一同はダイリサイクルワルドを倒してくれたであろうゾックスに感謝を伝える。
しかし当のゾックスは浮かない顔。
というのも、ステイシーが持ちかけたある誘いに、心が揺れているようだ。
後日、カラフルを訪れたゾックスは、それはそれは唐突に、介人に決闘を申し込む。
非難の声が飛び交う中、介人が出した答えとはー?!(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
 セッちゃん「今のはビッグワンの技!……というより、権力チュン」

お、おう……そうだな……。

権力ってなんだよ。
なんたって中身は宮内洋だからな、しょうがない。

ここはね、音もなくじわじわツーカイザーに歩み寄ってくるビッグワン、背後で「え、なに…なんなの…?」みたいな佇まいでそれを見守るジャッカー電撃隊の偽物とステイシーザー、ギアの効果で主導権を乗っ取ったツーカイザーの命令で召喚主に殴り掛かる偽ジャッカーとビクッとなって困惑するしかないステイシーザーとかいう、あまりに不憫で見どころしかないシーンだったりするよ。



そういやジュランがステイシーに紫坊主ってあだ名付け始めたのはこの回からだっけ?(中の人のアドリブ)
おじちゃん人にあだ名付けがちだからね。界賊一家なら界賊のアンチャン、妹ちゃん、双子っちとか。
映画で散々存在だけ語られてたピザすき焼きの実物が出てきたのもここでしたね。
今回はカシワモチ回で中途半端に終わったゼンカイザーVSツーカイザーの再戦みたいなものですが、ぶっちゃけトジテンドを騙し返す八百長(=劇団ゼンカイジャー)が目的なんで少々事情が違いますね。



そもそも、ステイシーに「ゼンカイザーを倒せば探してるトジルギアを渡す」って話を持ちかけられたことをカラフルで洗いざらいぶっちゃけた上で決闘を申し込みに来るゾックスはまあ律儀……。

この辺は輩的な気質というか仁義的なやつというか。
フリントが言うように、明らかに罠だと分かっている(たので条件も変えさせた)提案に乗っても一家にはそこまで損はないのにあえてゼンカイジャーに付くのを決めたあたり、もう後方ヨホホイ面し始めてる証拠よな。
ここでポイントなのは、ゾックス自身はステイシーに勝てる(実際勝てると思われる)と踏んでるからフリントとこういう会話してるってことすかね……ヨホホイにおもしれー男認定されるまでは道のりが長いなサトシ…。

あとはお話としては前回からの続きでもあるので、わざわざ残りのトジルギアを回収して持ってきたお人好し集団に対してケンカ吹っ掛ける理由を黙ってるのは性に合わないってのもあるんでしょうかね。
介人も介人で、ヤッちゃん含め他の面々が混乱してる中「理由話してくれて嬉しい!」って無邪気に喜んじゃうもんだから、余計兄貴がヨホホイしちゃうという。

トジテンド側の会話を聞くとイジルデの立案でバラシタラの妨害を兼ねて今回の作戦を実行したのが分かりますが、正直どっちが有効な作戦と聞かれたらバラシタラの方が効果的だとは思う。その辺は伊達に軍団長してないかな。
どちらかといえばゴツい見かけによらず陰湿な作戦が多いけど。



で、メインのイワヤマトピ……もといいつもの岩山でのタイマンは、わざと介人が負ける展開になるまでは二人とも程よく真面目に戦ってたんだけど、介人が仕様を理解しているか怪しいバトルフィーバーギア使って身体が勝手に踊りだすまではまあいいんだ、なんでヨホホイはギアの効果でもないのに介人に自主的にダンスで対抗してるのかよく分からんで草。
ちなみにバトルフィーバーJっていうほど踊ってないというかほとんど踊らないからな! センタイギアはイメージ!イメージで効果出すやつだから!!



しかし……この劇団ゼンカイジャー、
急に火薬量を間違えたかの如く大爆発!

文字通り姿形もないほど粉微塵に吹き飛ぶ(フリする)ゼンカイザー!!

からの
過剰演技で嘆きまくるキカイ組!!!

最後はやり過ぎやろがい、特にひっくり返ってジタバタしてるそこのブルーン野郎!


い、一応ステイシーは騙せたから……。
この大根演技で騙されるのはある意味ピュアだなこいつ……ってなる。だから視聴者に不憫なんて呼ばれ始めるんだぞお前。
オーラパワーで無傷の介人が空中に浮いてるところスゲー顔で見てたの笑う。

まあネタバラシの反応的に自分が騙されたことよりも、界賊は騙されてる可能性を差し引いても合理的思考で自分に協力すると思ってたのにって所が驚きポイントだったみたいだからなぁ…。
ヨホホイの中では合理的思考よりもおもしれー男が優先されるんだ…お前はつまんねー男認定されてんだサトシ。
だから今回も地味にステイシーのヘイトがゾックスよりもゼンカイジャー(というか介人)に向くという理不尽。

で、上でステイシーが不憫と呼ばれ始めるって書きましたけど、イジルデが満を持して出してきたバトルシーザーロボ、今回でまさかの退場!という(ただし改造されて何度か出てくる)
登場してから大して経ってないやん?え、販促関係ないし?それはまあ……うん。
しかもロボの爆発に巻き込まれたうえ地上に振り落とされてボロボロになるしステイシー。

なんかさぁ…バトルシーザーロボの描写見てるとどうも脱出装置のような機構が存在しないっぽいんですよねこれ…下手に破損したらただの鉄の棺桶と化すやんけこいつ。
イジルデは(ロボの)強さに絶対の自信があって造る必要を考えなかったのか、戦闘データを取るの優先で搭乗者の安全は二の次だったのか…まあどっちもかもしれない。



さて、一応今回で久々のまともな変身バンク+ゾックス含めた初6人名乗りですね。とはいえ、やっぱりあくまでツーカイザーは別働隊なので6人揃ってではないんですけど。
多分本当の意味で全員まとめて「まともに」名乗るのは公式の映像作品ならドンゼン、映像以外ならまともじゃないけど舞台かドラマCD(ただし温泉戦隊として)のみだし。
……ホント、「機界戦隊」じゃなけりゃまとめて名乗ってもええやろ精神なんだよなぁこいつら……。

今回は以上。
第15カイ!の振り返りに続く。

2024/01/23 09:05 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:第13カイ!「リサイクルすりゃもう一回!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 13話のあらすじ
ガオーンは、嬉しさに悶えていた。
素行の悪い界賊はいざ知らず、最近ご近所さんにも評判のゼンカイジャー。
おかげで子どもたちの方からガオーンにじゃれついてきてくれるようになったのだ。
このまま子どもちゅわんとじゃれ合うだけで一生過ごしたい……。
そんなガオーンのピュアな想いを踏みにじる、トジテンドからの刺客がまた1人!
くるくる全てをリサイクル!
リサイクルワルドが、人間→クダックにリサイクル!!
くるくるワルドもリサイクル?
出会ったワルモノもう一回!?
果たして、リサイクルされた人間ちゅわんと、ガオーンの想いの末路やいかに!?(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
ジュラン「賊は逮捕したぞぉ!(省略)カツ丼の権限はねぇからな!!」

デカレンのギア使用中とはいえ、若干おじちゃんがノリノリなの草。



ガオーンはもう少し先に禊回があるんですが、現状ゼンカイジャーになったことで人間ちゅわんとの触れ合いが増えたウレシーとかいう、だいぶ欲望丸出しハッピッピしてるのはホンマお前…ってなる。いや微笑ましくはあるけどさ。実際、他の面子はともかく今回は一番取り乱してんのもキレてんのもガオーンだしな…。
この生き物偏愛っぷりはキカイノイド嫌いな理由を置いといても筋金入りなんだよなぁ…一人でヨホホイに抗議しにいくし。



ゴミワルドと別人だけど見た目がそっくりな「リサイクルワルド」って設定は、再生怪人というかスーツ再利用のメタっぽいワルドよね。ついでにダイワルド戦で悪者戦隊パロすんの草。

ところで、ゴミワルドとリサイクルワルドの顔の違い、よく覚えててくださいね。これ後で捨石先生のテストに出ますよ(白目)

現地住民を能力で洗脳して手駒に使うパターンは歴代でそれなりに見た事ある気がするけど、今回は一般人をクダック化した上でトジルギアの偽物を持たせて、ゼンカイジャーとツーカイザーとの対立も図るっていう割と陰険なやり方してるのがなかなか頭バラシタラである。
ヨホホイにしてみりゃ、万が一に本物が混ざってる可能性があるなら地道に回収しとかないとSD化の呪いを解く手段が絶たれる可能性があるからね(で洗脳中の一般人を平気で撃つ)。

トジルギアの解析すんのがゼンカイ側はブルーンの役目なあたりは元トジテンドだな〜ってなる。トジルギアを仲間の印として持ってるんでは?ってヤッちゃんの疑問にもノーと答えられる立場だからね。
出自がただの掃除係だったからってのもあって特にメンバーとの軋轢もなくすんなり仲間になってるから普段はそう感じないけど、深くは知らないとはいえ、ゲゲの事とかパレス内の道案内とか、そういうところでちょこちょこ役立つ情報出してくるからな。
まあ一番の助力はおそらくステイシー仲間入りの最後のひと押しになったことだと思うけど。



そういえば予告のスチルでゼンカイ組がブラジルのダンサーみてぇな羽根着けてるシーンで「キョウリュウジャーギアの力か!」みたいな誤解が発生したらしいけど、実際は「(冒頭のネコジャラシシーンで)キカイノイドにもくすぐりが有効なのが分かってるので体中にハタキを巻き付けて生身で特攻しようとしてる」シーンなので、一切キョウリュウジャーギア関係ねぇとか、むしろダンス能力なら次回使うバトルフィーバーギアの方がストレートな能力とかいうね……。
いや当たり前といえば当たり前ではある(?)

ヨホホイが出したゴーオンウイングスのギアなんかは真っ当に運用されてたので、やっぱりセンタイギアって使う人間によって効果が変わるんじゃ疑惑がある……劇中2度使われてるジェットマンギアも、一度目は例のアレだったけど、二度目はイエローオウルがメンワルドにトマトぶつける効力だもんな。
ちなみにこの二度目のトマトも大概な効果をワルドに付加した事には違いないので、割と凶悪なギアだなジェットマンギア。

話を戻して、ヨホホイも素でくすぐり作戦なんてアホな事やると思ってなかったらしく、今話にてようやく兄貴からおもしれー男認定をいただきました。
おめでとうございます。今日から貴方も立派なゼンカイ脳です(ニッコリ)



今回は前後編ってワケでもないんだけど次回へのヒキがあるために、ゼンカイジャーはダイリサイクル軍団にぶっ飛ばされて退場、ヨホホイが交戦中イジルデの作戦を受けたバトルシーザーロボが割り込んできてフレンドリー(フレンドリーじゃない)ファイアかましたところで続く。
そういやステイシー、命令受けてる時しか基本出撃せんので「お前に恨みはないが」って前置きしてからコロコロしに掛かるよね。無駄に律儀ではある。実際に恨みはないだろうけどいうて特に関心もないだろうってのはそう。サトシが私怨で動くのって、各々の理由は違うけど介人とバラシタラについてぐらいだしね…。


今回は以上。
第14カイ!の振り返りに続く。

2024/01/15 23:09 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:12第カイ!「ノロノロマイマイ、カタい貝!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

●12話のあらすじ
買い物帰りのジュランとマジーヌのもとに「ゼンカイジャーだ!」と、子どもたちがやってくる。
その憧れの眼差しはジュランたちに…ではなく、ツーカイザーに向けられていた。

ヤケクソで踊り出したジュラン、無理矢理ノッてみるマジーヌ…悲しみを払拭しようとする2人を今度はカタツムリワルドの攻撃が襲う――

トジテンドパレスではイジルデの指揮のもと、巨大ロボの建造が進んでいた。
鉄壁の守りをまとうカタツムリと、黒紫に光る巨大ロボ。
ゼンカイジャーが追い詰められたその時、あの一家が痛快に現れる!!(東映公式ブログより引用)




今回の一言:
ジュラン「サインなら俺がしてやるよ!な?遠慮すんなって!」(後退るチビッコ達)

事 案

おじちゃん、事案になっちゃうからやめておじちゃん!
高田巡査来ちゃう!

どんだけいるんだ警察関係者の高田。



まさか30日に放送するとは思わなかった。地方局だからな…逆に特番とか流すものがなければ再放送流してる方がマシ理論。

前々回のマヒルワルドの時に不満を訴えていたおじちゃん&マジーヌの昔なじみコンビですが、今回チビッコ達に「ツーカイザーかっこいー!サイン欲しい!」って迫られた事で(特におじちゃんの不満爆発で)愚痴り合いに発展した模様。
介人・ガオーン・ブルーンは特に問題ないぜ!って結論出してるんで(ガオーンは若干揉めることになるけど)ぶつかる理由はないけど、二人からすると、一応家庭の事情はあるにせよ人助けもしないで好き勝手する無法の輩なので、内情を知らないチビッコの人気がゼンカイジャーよりツーカイザーの方が高いのはちょっと納得いかないよという。

まあこの辺はね…特にチビッコはギラギラして新しくて強えー奴が好きってのは子供玩具業界の定石なので……(白目)



今回のカタツムリワルドは場に干渉してフィールド内の動くものを超スローモーにする、物理干渉タイプ。その割には意思疎通の言葉自体は普通に?できてるのは謎。分かりやすさ重視かもしらんけど。
おじちゃんとマジーヌが初めに巻き込まれるまでは想定内として、即現れたヨホホイもうっかりフィールドに踏み込んで(というか空から侵入して)引っ掛かるというポカミス。
ただ、今回はゾックス(と一家)が鉄火場馴れしてる説得力と、地味〜にゾックスが「家族のケツ持ちできるのは俺しかいない」みたいな責任感で動いてるってのを強調した話でもあり、それを理解したおじちゃんが今度はちょっと別の心配した話でもあるんですよね。兄貴を助ける名目でフリントと双子がゼンカイ組に協力しはしたけど、これ本来ならゾックスとしては良しとしない事態だろうしね。
一応並び立っての変身はした(ただしカウントすんじゃねーと自分で捌けた)から、ヨホホイ面し始める予兆ではあるんだけど。

にしても、マヒルワルド回でお披露目してたヨホホイのマーキング砲便利な…あらかじめ体の前へマーキングしておけばカウンター攻撃で盾になるし、敵の周りに配置すればホーミング砲として任意のタイミングで飛んでいくし…。



ところで、ダイワルド戦でちょっと思ったこと言っていい?

伊藤潤二のうずまき思い出した

そうでなくても巨大カタツムリ大量に発生するのやだよ。どんな世界だよカタツムリトピア。ぐるぐるのぬとぬとしてそう。

……黒渦町……?


でツーカイオーの前に、ここ2話ぐらいで開発中のシーン(当時のオマージュ?)が出てたバトルシーザーロボもお披露目。
合体変型のギミックが一切無い単体ロボですけど、これも元はバトルフィーバーJのバトルフィーバーロボが元ネタ。
今回、キカイノイドと殆どのワルドをK-SuKe氏が、キカイトピアやトジテンド内部の構想スケッチとバトルシーザーロボとハカイザーと代打で一部のワルドを篠原氏が担当してるので、割と関わってる人が多いなあと思いながら観てたんだよね。私がチェックしてないだけで他の作品もそうだとは思うけど、ロボット系は企画者104、スーツ系はPLEXみたいな担当分けの印象がざっくりあったからさ。
そういや悪役ヒーローはクリーチャーデザイナーが兼任することが多いけど、ステイシーザーはゼンカイザーがパクリ元って設定があるからか珍しくPLEXなんだっけ。コンパチ系なら多分一部デザイン替えとかで済むから引き続きPLEXなんだろうけど、次作の脳人の変身態が篠原氏なので(ヒトツ鬼兼任)、まあやっぱり特殊例だったんだろうなシーザー(急に生えてきたし)。

ゼンカイ組がメンバー二人の合体で出来上がるロボなら、ツーカイ組はベースのクロコダイオーに改造した双子(あくまでギアの方を、だと思われる)を組み込むことで双子のパワーを拡張できるロボという趣なので、単機で変型もしないシーザーロボは逆にいぶし銀な感じはする。
ま、今後どんどん改造されて可哀相な事になるんですけどね…。

ともあれ、ツーカイオーはカッタナーの方を先にお披露目。シンケンオーっぽい特性持ちなので、剣での接近戦が得意めで使い勝手の良さから多用されるロボですね。烈火大斬刀みたいのも出すよ!
リッキーはロボでも徒手空拳というか、一番の特徴は遠距離(大気圏外)からの精密射撃だと思われる。割とピーキーだよなリッキーの性能。

ここ、ステイシーにバラシタラ配下のカタツムリダイワルドと協力する気が一切無い上に、ツーカイオーがダイワルドの方と戦い始めたのを好機とばかりにゼンカイジャーの方だけに挑発かけるんで笑う。お前ブレねぇな。
この時点というか、相当後半になるまでツイカー一家をただの邪魔者としか思ってないからねステイシー。まあゾックスはゾックスで遠回しな直球でつまんねー男扱いするけど…。



で、一家のスタンスを半分ぐらい納得したはした(納得してない)けど、この回の疑問というか、別に発生したおじちゃんとマジーヌの心配は終盤になって改めて出てくるよ。

今回は以上。
第13カイ!の振り返りに続く。

2023/12/31 21:58 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:第11カイ!「渡る世間は鬼ごっこかい?!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 11話のあらすじ
妹のため、家族のために、鬼と戦うことを決めた兄。
全ての鬼を滅ぼすまで、兄は剣を振るい続ける。
果たして生き残るのは、鬼か、人か――!?

……さぁ走れ!!!!!
鬼は鬼でも、ゼンカイジャーはオニゴッコ!!
タッチされたら、今日から貴方もオニゴッコ!!!
海賊一家も、キカイも人も、走り出さずにはいられない!
そして兄ゾックスのために、妹フリントが作りだした新たな力とは?

全力全開オニゴッコバトル。
勝利を収めるのは、一体誰だ!?(東映公式ブログより引用)




今回の一言:
ゼンカイザー「あ〜!もう五人揃ってぇ〜〜! 機界戦隊!ゼンカイジャー!!!!!」


どんなクソミソな状況だろうが、意地でも名乗る庶民の味方、機界戦隊ゼンカイジャー。

いやドンブラを除いて、名乗りは戦隊のルーチンじゃないの?ってなるやん。
こいつら味方の半分が敵に洗脳されてる最中でも名乗り始めるんすよ。



身内ほどマジーヌの魔法のヤバさは知ってるのでヌヌヌ封じはまあするよね……あまりにチート過ぎるのよヌヌヌ。
ブルーンのツッコミはまあそう。だって(お前も含めて)ゼンカイジャーだぜ?カラフルに帰らないで身を隠そうなんてすごいこうどなさくせんを考えると思うか?

というかそもそもこいつら自分達の拠点がカラフルだって隠そうともしてない上に、唯一知ることになる敵側のステイシーは諸事情で知っても報告も襲撃もしやしねぇし…。


話を戻して、今回はフリント回(+双子回)かな〜。
意外と素直なところがあるのと、あの短期間で追加戦士ギアを開発する能力の高さと、ちゃっかり美味しいところは掻っ攫うあたりやっぱり輩の妹だな…ってなる娘よねフリント。
双子はようは憧れの兄貴のマネをしたいお年頃なんで双子で勝ち負けを争ってトラブルを起こしがちな所がなんやかんやいってまだ子供って感じ。

ツイカーー家はいつ両親が亡くなったのかはっきりしないですけど(死亡しているか言及されてないけど母親も不在)、家長というか親代わりでもあるゾックスには基本逆らわないとはいえだいぶやんちゃな双子に比べると、フリントはまあまあお姉ちゃんしようとしてるので、意外と本人ははっちゃけるような事はしてない印象がある(身内に対しては)
はっちゃけたというかテメェで落とし前付けるぜみたいな事は「たぬき味」の時にやったけど、アレ別にフリントが悪いわけじゃなくてほぼマゾタヌキ野郎のせいだし…
それに加えて優秀なエンジニアでもあるので、番組内のレギュラーメンバーの中では一番IQが高いと言われても割と納得できるんだよね。輩だけど。賭事しようとして元敵に諌められる娘だけど。
なに?最近は知的ヤンキーでも流行ってんの?



今回のゲストワルドはオニゴッコワルドだけど、元のオニゴッコトピアがどういう世界か訳分からなくて今更ながらうん?となった。国民的メジャースポーツとかぐらいならまだ理解はできるけど、もっと生活の根幹に鬼ごっこが組み込まれてそう。まあ、ボクシングトピアよりはまだマシか…?
ホントにさぁ…どうしてこんな世界生み出したのよ。

能力としてはタッチした相手を鬼にできるっていう鬼ごっこそのままのもの。ただ……絵面がアレなだけでゾンビ映画みたいな事になってんのよね。
鬼にした人間は本人の意志関係なく鬼になるので倍々ゲームで鬼が増えていくのと、解除方法がオニゴッコワルドの額にあるスイッチを押す方法しかない(鬼じゃない人が捕まった人をタッチで解除とかは無い)ので、後手に回るほど対処が不利になると。ゾンビなら割り切って始末できるけど、生きてる人間が鬼にされてるだけなので、足止めも難しいんですよねー。
だから真っ先にヌヌヌを封じたんですね。
ブルーン賢い(白目)


今回町の住人ごとひたすら鬼ごっこしまくってるので一段とスーツアクター勢の激しい動きが際立つけど、なんかジュラおじ(ゼンカイジュラン)もとんでもねぇ動きすんな…怖…。



どうもツイカー一家、前回まではチェンジギア3つまでしか所持してなかったようですね。トジテンドから技術を盗んだ時点ではチェンジ用ギアの設計図しかなかったのかも。
いうて解析もせずに介人のギアを手に取って触っただけでセンタイギアパクるのは怖いわ。どんなカンしとるんじゃ。

巨大戦のアレは一家で考えたものではあるけど、双子が最初のケンカでやらかした事の意趣返しにケンカのふり作戦すんの普通に感心した。オニゴッコダイワルドの爆発までの流れがシュールな間の取り方で草。ゼンカイ側が若干困惑してるからね。

……。
ははーん、劇団ゼンカイジャーってこれがあったから自分らもやろうと思ったんじゃないか?

ただここまでやっといて、ツーカイオーは次回まで持ち越しなんですよね。意外と引っ張ってたなって改めて観てて思った。
一応このタイミングでサトシとともに急に生えてきたバトルシーザーロボも顔見せするからな…。どうせなら同時デビュー的なノリとか……?



今回は以上。
第12カイ!の振り返りに続く。

2023/12/27 00:08 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録

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