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Re:第35カイ!「ダイヤモンド◇ユカイ?!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。


● 35話の一言あらすじ
このタイトル考えた奴出てこい。
オープニングでなんかエレキギターの音したが?



●今回の一言:
ジュラン「大丈夫?歯槽膿漏?」
おじちゃんモブの人に酷くない?そりゃ中年になったら要注意だけど、歯槽膿漏。



今回のワルドはダイヤワルド。ダイヤっつーぐらいなので要は何でも硬くするビーム撃ってくる奴なんですがもう一つ、言葉が「ダイヤ」になっちゃう意思疎通阻害タイプのビーム撃って来ます(名前は同じビーム)。
なんか言語の場合は「口が硬くなる」って理屈らしいです。
概念……!
ちなみに筆談も「ダイヤ」でしか出来なくなるし、ジェスチャーも◇しか出来なくなるよ。
概念……!! 便利!!

余談ですがこのダイヤワルド、なんか知らんがリペイントも改造もされずにサファイヤだのアクアマリンだのの名前で再登場すんですよね……。
せめて頭の色塗りなさいよ!?



前回の引きの続き。
キカイ組が介人にハカイザーの正体を伝えるのを悩んでいるのは、ブルーンやガオーンが懸念しているように「自分の意思でトジテンドに付いていた」場合や「身体を改造されてる」可能性ですね。
前者ならだいぶ前にステイシーが介人に当て付けで言った事が現実だったって話で、後者ならシンプルに非人道的なため、どちらにせよショッキングですわな。介人だけでなくヤッちゃんセッちゃんもダメージ受けるというか、むしろヤッちゃんの方が親の立場な分キツいかもしれない。
ただ一番最悪なのがその事実を介人が知らずに万が一倒しちゃう事なので、結論としては伝えなきゃ!って事で話は纏まったんですね。
というかおじちゃん以外は基本的に同い年ぐらいなのにやっぱ扱いが末っ子なのよ。多分介人にはあんまり酷い目に遭って欲しくないんだろうけどねぇ。

ところでそのキカイ組、この結論に至るまで挙動不審になってて介人に怪しまれてたんですが、ヨホホイ一家の所に愚痴りに行ったところ介人の誕生日(12/12)が近いこともあって勝手にサプライズの準備だと勘違いした模様。
知らないフリしなきゃ!は事態の深刻さの割になんか健気なんだけどね…。

……でせっかく話が纏まったのに、ややこしくなったのはダイヤワルドがキカイ組にビーム撃ったから。不可抗力とはいえ、コレで話の初っ端から全く何言ってんだか分かんなくなっちゃいました。
筆談とジェスチャーまでダメになるの地味に嫌らしい能力してんなホント。



ところで、ハカイザー絡みだとステイシーの動向も気になるところですけど、今回はじめて組まないか?と自分から持ちかけるという進展が。
まあ利害の一致だとかツンデレかましてますけど、ハカイザー的には最初からチームだろ?ってさーコレだよ……ステイシーなんかちょっと嬉しそうに笑っちゃってるよ……。

この心変わりのきっかけは間違いなく入れ替わり回での経験だからね。あと本人は無意識でしょうが、介人の問いに対しても拒否感が薄くなってんですよね。だから宿敵から言われたにもかかわらず「仲間もいいかもな」なんて思っちゃったんですよね。

あ〜あ。



話を戻して、キカイ組が意思疎通不能になったことで対ダイヤワルド・ハカイザー戦でハカイザーを倒そうとするゼンカイザー・ツーカイザーを妨害せざるを得ない事態が起こるんですが、介人はともかくゾックスはだいぶ苛つきMAXになってて、久しぶりにチンピラみたいなキレ方しながらカラフルの椅子を蹴っ飛ばすという暴挙。

でもタイミング的にはゾックスに真相を悟られなくてむしろ良かったかもしらんね。
ヨホホイは元からぼんやりした疑惑は感じてはいたけどそれ以上に割り切りがシビアなので、仮に介人の知らぬ所で正体を知った場合、介人とヤツデの元に戻せないって確信した時点で自分が手を汚してそれこそ秘密を墓まで持っていく可能性は十分ある奴なので…。前にステイシーの事で介人に釘刺したのは自分なら実行できるからこそだろうし。
というか次回の行動の無茶っぷりはその性格を端的に表してると思う。

片や介人はみんなの行動に対して「ダイヤワルドに洗脳されてるから」って勘違いを加速させていくの草。ハカイザーへの誤解も引っくるめておじちゃん達への信頼の厚さの裏返しなんだろうけどそうじゃねえんだ介人。
視聴者から見たハカイザー自体は言動がかなり功博士なんですけど(口癖など)、案外親子同士のクセとか似てるところとかは客観視できないものだからな…介人自身が自覚できないんじゃないかしらん。
まして敵として立ちはだかってるなんて、介人の行動理念的なものからは湧いてこない思考だろうし。
だから逆に写真で見たぐらいの知識しかなくてもタイマンで戦ったゾックスは「なんかあいつら似てね?」ってなったんだろうと思う。



で、キカイ組は混乱のもとになるから来たら容赦しねえとゾックスに釘を差され、介人とゾックスで二手に別れてダイヤワルドを探すわけですが、ここでダイヤワルドの方はゾックスが、ハカイザーの方はステイシーと一緒に介人の前へ。
介人がさ、ステイシーがハカイザーと組んだことにめっちゃ嬉しそうにしてて、なんか複雑な心境になるよ視聴者。


SゼンカイザーVSステイシーザー・ハカイザー戦なんだけど、やっぱ即席ではあるんでうっかりフレンドリファイヤーかましたりお互いの連携が取り切れてないのちょっと笑うのよ。
逆に後日譚のドンゼンで連携してた時は完璧だったんで、メンワルド回のアレを踏まえ、番組終了後から1年でちゃんとまともな交流持てるようになったんだね…って感慨深い。
お互いの呼び掛けもお前同士じゃなくて君・貴方と立場を一線引くようになっててかつ、息子の友達・友達の親父とかいうよく考えると謎のコンビなんだけど、それがまた良い。

しかし……ステイシーが久しぶりに召喚した偽物強化レッド、ゲキレッドとレッドバスターなんですよね。
多分ステイシーはこの二人が作中の親関連でどういう目に遭ってたか知る由もないんですが……スタッフ酷くない?何でこのチョイスなの?人の心無いの?
ムカイカゼワルド回のシンケンレッドといいさぁ……。

で、来るなと言われたけどやっぱり黙ってられないキカイ組も介人を止めに参戦して場がカオスに。
ところでゼンリョクゼンカイキャノンってチャージ音はトリガー引かれるまでずっと「ゼンカイ!ゼンカイ!」って鳴ってんのか。うるせぇな?!
…ってまあそもそもトリンガーがレニー・ハート女史の時点でうるせぇか。今更!!

一方ゾックスはダイヤワルドを相手してますが、ここで使ったセンタイギアがよりによってジュウオウジャー(ジュウオウザワールド)なのが……ね。
いや別にステイシーのギアみたいに人の心案件のオマージュになってるとかそんなんじゃないよ?
まさかザワールドのギアに「めっちゃ気分が落ち込む」副作用あるなんて思わないじゃない。そんなとこまでみっちゃんになるのやーめーなーよー。



同時刻にツーカイザーがダイヤワルドを撃破したタイミングでキカイ組の言葉は元に戻ったんだけどあと一歩遅く、介人がゼンカイキャノンを零距離射撃しハカイザーに直撃しちゃったんですが、ハカイザーは充電切れだけで本体の方は無傷っぽいのが救い。腹に穴開かなくてホントに良かった…というか硬いなハカイザー!?

こっからはもうギャグ挟む間もなかったね。今話最後のギャグは体育座りのツーカイザーだよ。空気感最悪よ。


ハカイザーもとい功博士、人格までは「まだ」改造されてなかったので、マスクが展開されたあと、対峙するゼンカイザーの姿を見てすぐに自分の息子だって気付きまして、介人の方も唖然としてはいたもの生きて再会できた嬉しさですぐにチェンジ解除したんですけど…。

この事態にショックを受けていたのが本来部外者であるステイシーで、このタイミングでまさか中身が功博士って発覚したことで、おそらく一番混乱してたのもステイシーなんじゃねぇかな…。
咄嗟に叫んで功博士を拉致してゲートに引っ込んじゃいましたけど、ほぼ悲鳴に近いんだよなあれ……。


今回父ちゃん正体バレのあと介人に何度か無言の間があったけど、初期みたいに混乱でフリーズしてたのを、今は一旦頭の中で自分なりに感情を咀嚼してる感じなんでしょうね。そういうのはあんまり大丈夫とは言わないのよ介人。
こういう所があるからねー、たまに熱血バカで紹介されると違和感があるんだよ介人の性格。

ダイダイヤワルド戦はあれね、屈折利用したビーム、反射の度にめっちゃ出力上がってんだろうな…ってのが見ててちょっと怖かった。
でもダイヤってモース硬度は最高値だけど靭性ないから衝撃には弱いのと炭素の結晶なんで燃えるってのは有名ですねー。

全然関係ないけどダイヤが硬い話が出るたびで思い出すのが、原作のセーラームーン1期にセーラー戦士用の専用武器・幻の銀水晶の剣ってやつが出てくる話なんだけど、まだ封印が解ける前の石の剣を解析してめっちゃ硬いんだよねって話になって、亜美ちゃんの母親所有のダイヤの指輪を突いて粉々にしたエピソードがあるんですよね。悲鳴あげてた美奈子は比較的普通の家庭(麻布十番基準)っぽいので分かりやすい反応だったけど、亜美ちゃんち金持ちなんでダイヤが腐る程あるって話してて、子供心に「ダイヤが腐る程ゴロゴロしてる家庭…!?」ってなった事あった。
まあ武内直子の実家の話は有名だし…多分ご本人に鉱物全般の知識があってこその小ネタですわな。カオリナイトは最初騎士の方のナイトかと思ってて、ゾイ「サイト」とかクン「ツァイト」と同じだと思わなかったよ。

なげーな!話逸れまくりやんけ!!
ほ、ほら…今回後半からコメディ色が消え失せるからさ……多少はね。



結局カラフルではおじちゃん達がもっと早く話していれば…!って平謝りしまくってたんだけど、真相を知った五色田家とセッちゃんは割と前向き。
いやそらハカイザーっておじちゃん達を丸々抑え込めるからそら強いんだけど、元気……あの状態を元気というか、ヤッちゃん。
まあ元気ではあるな……勿論おじちゃん達を励ますための言葉なんだろうけどね。

とはいえ、介人が言うようにどんな形でも生きてることが分かったなら、連れ戻せる希望はまだあるのも確かだからね。
おじちゃん達は勿論これからも介人をサポートしてくぜ!って決意も新たにしましたけど、あとは界賊一家(というかゾックス)がこれを知ってどう動くのか、そして混乱したとはいえ自分の手で連れ去ってしまったステイシーの心境も気になるところ。

今回は以上。
第36カイ!の振り返りに続く。
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2024/06/29 18:58 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録

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