※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。
● 31話の一言あらすじ
出たな農水省の手先。
そういや6月1日は牛乳の日ですね(遠い目)
★
●今回の一言:
介人「よーし、何か起こる前に倒してやる!」
おうそうだな。
早めの対策を学習してやがる…。
★
だからさぁ、なんで牛乳ぶっかけたら服の模様とかデータが消えるんだよ……おじちゃんが牛乳拭いた後の雑巾の臭いの話ししてたから牛乳に限りなく近い謎の汁みたいだしタチが悪い。
ワルドの能力って元の世界の特性をひん曲げて使ってるみたいだからな…カシワモチトピアだってカシワモチ身に付けてないとド変態扱いされるけど、別に住民は中毒じゃなかったし……。
今回のギュウニュウワルド、見た目から能力が推測できない最たるモンかもしれない。実際最初は服とか汚れが白くなるのかな〜ぐらいのささいな現象しか起きてなかったからな……。改造前のトウギュウワルドはあんなに分かりやすい能力だったのに。
しかも「ぶっ掛けられた物は問答無用で真っ白(全てのデジタルデータ含む)」にするのがヤバい。絵も文字も信号機も標識もスマホも真っ白だもんね。とんだ文明破壊だぞ。
そういう意味で能力的にも多分ワルドの上位に入るのにシャケ野郎と一緒に農水省の手先やっててこいつ……。
前回のホシガキワルドが生命の危機直結だったのに続いて、見た目と本人の性格の割にヤバい能力が続くな。
ま、まあ次回はそうでもないから…というかそれどころじゃないから……。
★
キカイノイドは生命体だから脳みそ真っ白になるとか恐ろしい影響は出なかったみたいだけど、ロボットのセッちゃんはモロに食らってほぼ死亡みたいな事になってましたね。普段から充電が切れて動かなくなることはあるし、そのぐらいなら介人も動揺しないんですけど、両親の残したデータもセッちゃんの人格も全て消えるってのが分かると流石にね……。
セッちゃん、あんな短いシーンなのに自己認識がどんどん出来なくなって自分を「何」って言い出した辺りがだいぶ怖かったよ。どうせすぐ元に戻るやろってのは分かるけどセッちゃんでホラー演出するの止めてもろて…。
前に介人にとってのセッちゃんの存在の事をちょろっと書きましたけど、チュンしか喋らない時からずっと接する態度が変わってないので、精神面の支えになってたのは確かなんでしょうね。そら泣き出すしキレるわ。
★
今回はギュウニュウワルド周り以外だとハカイザーとステイシーが少し会話してたり、ヨホホイがハカイザーにタイマン仕掛けに来たりしてましたね。
ストーリーの縦軸を外部組にぶん投げるスタイル、それがゼンカイジャー。
ステイシー本人はそのつもりじゃないかもだけど、ハカイザーにアドバイスというか警告入れに来てるあたり、トジテンド内で初めて気になる奴って感じなのかなぁ。まあこの頃はまだ自分と同じ立場の奴に手柄を取られたくないって思いが強いからこそなんだろうけど……つくづく五色田家の血に惹かれるなこいつ……。
ハカイザーはこの無邪気な明るさのまま時々口走る言葉が物騒なところがやや狂気的に感じる。無邪気と言っても大人キャラにしてはであって、イキったキャハハ系の邪悪ガキ幹部のそれとは違って落ち着き自体はあるんで、尚更何考えてるか分かんない所はあるかも。
でこの流れで突如ゾックスがハカイザーにタイマン仕掛けて来ましたけど(ちなみにステイシーはそれを横目に帰った)、ほぼ同タイミングでフリントがギュウニュウ見つけたっつってカラフルを訪ねてるので、明言されてませんがヨホホイがハカイザーの足止めを買って出たっぽいんですよね。後方兄貴面め……。
おかげでゼンカイジャー側はギュウニュウを簡単に追い詰められたんですが、ハカイザーを護衛に付かせてるやつは戦闘能力自体は割と低めなんで当たり前っちゃ当たり前なんだけど、今回はゼンリョ……長いな。ゼンカイキャノンでいいか。ゼンカイキャノンが手元にあるんで、そのせいってのもある。
……それにしても、往年のバズーカ代わりなんだろうけど一番後ろのブルーン以外が全員反動で浮いてるからあんなトンチキな見かけのエネルギー弾だけど威力は凄いんだな〜。GロッソとかFLTとかは外部組含め全員で介人支えててワチャワチャ感が見てて微笑ましいんだよね。可愛い。
話変わるけど、召喚したメンツの傾向から、介人はカラフルなメンバーが好きでハカイザーは同系色メンバーが好きっぽいよね。
★
なお今回の目玉は本来(メタ的に)想定されてなかったゼンリョクゼンカイオーのお披露目ですね。
合体した時、セッちゃんはともかくイジルデが合体の機構自体を見つけられてなかったらしく驚いてたの草。そういうとこやぞお前。
この辺の細かい裏話も備忘録に全部載ってたんだけどねぇ……。
手元の資料で分かることは「ここまで来たら5体合体させとくか」って言ったのが白いおじさんだった事と、想定してない合体の辻褄を物理的に合わせる検討で、たまたま4体の変形がイーグルを噛ませる事でなんとかまとまる都合の良い構造してたから玩具でも再現できたっていう事だけですね。
なんか、こういう急遽わいてきた案件でも多少はなんとかできるように変形に邪魔にならない位置にあらかじめダボを作っておくみたいなような話もしてたんだよな…多分玩具業界にはよくある事なんだろう。
たまにプラモ組み立ててると「この穴は使用しません」みたいな注意書きがあるけど、流用できる素体の金型で、フィギュアAはこの装飾パーツをこの穴に刺すやつ、フィギュアBはこっちの穴に刺すやつとかするっぽい。
玩具としては一応余剰パーツなしでこれが組み上がるらしいから、そういう意味では優秀なのかもしれない。
っていう経緯と、コロナ禍の諸々の事情が重なった結果この子は着ぐるみ操演がなくモーションキャプチャのオールCGです。
まあ後年の客演があった時やや出しやすくはなるんだろうけど、古くなったデータは使いづらそう…そうなったらアップデートしてくれんのかな。
明らかに処理が粗い部分があるけど、この辺は白倉Pと佛田監督が今後の技術の蓄積のために全部見せちゃえした結果らしいよ。
実際ドンブラ・キングオ辺りは新しい技術の実験場と化してて、ブンブンはスタジオでのミニチュア撮影に戻しつつCGの方も模索してる感じはするからね。
★
なんやかんや無事セッちゃんも元通りになってよしよし…といってるゼンカイ組と対照的に、ハカイザーとタイマンで手合わせしたゾックスはハカイザーと介人が似てね?って疑問を抱くところで引き。
まあ……こういうのは息子の介人本人は気付きにくいかもね。第三者目線で分かることも多いし。
今回は以上。
第32カイ!の振り返りに続く。
● 31話の一言あらすじ
出たな農水省の手先。
そういや6月1日は牛乳の日ですね(遠い目)
★
●今回の一言:
介人「よーし、何か起こる前に倒してやる!」
おうそうだな。
早めの対策を学習してやがる…。
★
だからさぁ、なんで牛乳ぶっかけたら服の模様とかデータが消えるんだよ……おじちゃんが牛乳拭いた後の雑巾の臭いの話ししてたから牛乳に限りなく近い謎の汁みたいだしタチが悪い。
ワルドの能力って元の世界の特性をひん曲げて使ってるみたいだからな…カシワモチトピアだってカシワモチ身に付けてないとド変態扱いされるけど、別に住民は中毒じゃなかったし……。
今回のギュウニュウワルド、見た目から能力が推測できない最たるモンかもしれない。実際最初は服とか汚れが白くなるのかな〜ぐらいのささいな現象しか起きてなかったからな……。改造前のトウギュウワルドはあんなに分かりやすい能力だったのに。
しかも「ぶっ掛けられた物は問答無用で真っ白(全てのデジタルデータ含む)」にするのがヤバい。絵も文字も信号機も標識もスマホも真っ白だもんね。とんだ文明破壊だぞ。
そういう意味で能力的にも多分ワルドの上位に入るのにシャケ野郎と一緒に農水省の手先やっててこいつ……。
前回のホシガキワルドが生命の危機直結だったのに続いて、見た目と本人の性格の割にヤバい能力が続くな。
ま、まあ次回はそうでもないから…というかそれどころじゃないから……。
★
キカイノイドは生命体だから脳みそ真っ白になるとか恐ろしい影響は出なかったみたいだけど、ロボットのセッちゃんはモロに食らってほぼ死亡みたいな事になってましたね。普段から充電が切れて動かなくなることはあるし、そのぐらいなら介人も動揺しないんですけど、両親の残したデータもセッちゃんの人格も全て消えるってのが分かると流石にね……。
セッちゃん、あんな短いシーンなのに自己認識がどんどん出来なくなって自分を「何」って言い出した辺りがだいぶ怖かったよ。どうせすぐ元に戻るやろってのは分かるけどセッちゃんでホラー演出するの止めてもろて…。
前に介人にとってのセッちゃんの存在の事をちょろっと書きましたけど、チュンしか喋らない時からずっと接する態度が変わってないので、精神面の支えになってたのは確かなんでしょうね。そら泣き出すしキレるわ。
★
今回はギュウニュウワルド周り以外だとハカイザーとステイシーが少し会話してたり、ヨホホイがハカイザーにタイマン仕掛けに来たりしてましたね。
ストーリーの縦軸を外部組にぶん投げるスタイル、それがゼンカイジャー。
ステイシー本人はそのつもりじゃないかもだけど、ハカイザーにアドバイスというか警告入れに来てるあたり、トジテンド内で初めて気になる奴って感じなのかなぁ。まあこの頃はまだ自分と同じ立場の奴に手柄を取られたくないって思いが強いからこそなんだろうけど……つくづく五色田家の血に惹かれるなこいつ……。
ハカイザーはこの無邪気な明るさのまま時々口走る言葉が物騒なところがやや狂気的に感じる。無邪気と言っても大人キャラにしてはであって、イキったキャハハ系の邪悪ガキ幹部のそれとは違って落ち着き自体はあるんで、尚更何考えてるか分かんない所はあるかも。
でこの流れで突如ゾックスがハカイザーにタイマン仕掛けて来ましたけど(ちなみにステイシーはそれを横目に帰った)、ほぼ同タイミングでフリントがギュウニュウ見つけたっつってカラフルを訪ねてるので、明言されてませんがヨホホイがハカイザーの足止めを買って出たっぽいんですよね。後方兄貴面め……。
おかげでゼンカイジャー側はギュウニュウを簡単に追い詰められたんですが、ハカイザーを護衛に付かせてるやつは戦闘能力自体は割と低めなんで当たり前っちゃ当たり前なんだけど、今回はゼンリョ……長いな。ゼンカイキャノンでいいか。ゼンカイキャノンが手元にあるんで、そのせいってのもある。
……それにしても、往年のバズーカ代わりなんだろうけど一番後ろのブルーン以外が全員反動で浮いてるからあんなトンチキな見かけのエネルギー弾だけど威力は凄いんだな〜。GロッソとかFLTとかは外部組含め全員で介人支えててワチャワチャ感が見てて微笑ましいんだよね。可愛い。
話変わるけど、召喚したメンツの傾向から、介人はカラフルなメンバーが好きでハカイザーは同系色メンバーが好きっぽいよね。
★
なお今回の目玉は本来(メタ的に)想定されてなかったゼンリョクゼンカイオーのお披露目ですね。
合体した時、セッちゃんはともかくイジルデが合体の機構自体を見つけられてなかったらしく驚いてたの草。そういうとこやぞお前。
この辺の細かい裏話も備忘録に全部載ってたんだけどねぇ……。
手元の資料で分かることは「ここまで来たら5体合体させとくか」って言ったのが白いおじさんだった事と、想定してない合体の辻褄を物理的に合わせる検討で、たまたま4体の変形がイーグルを噛ませる事でなんとかまとまる都合の良い構造してたから玩具でも再現できたっていう事だけですね。
なんか、こういう急遽わいてきた案件でも多少はなんとかできるように変形に邪魔にならない位置にあらかじめダボを作っておくみたいなような話もしてたんだよな…多分玩具業界にはよくある事なんだろう。
たまにプラモ組み立ててると「この穴は使用しません」みたいな注意書きがあるけど、流用できる素体の金型で、フィギュアAはこの装飾パーツをこの穴に刺すやつ、フィギュアBはこっちの穴に刺すやつとかするっぽい。
玩具としては一応余剰パーツなしでこれが組み上がるらしいから、そういう意味では優秀なのかもしれない。
っていう経緯と、コロナ禍の諸々の事情が重なった結果この子は着ぐるみ操演がなくモーションキャプチャのオールCGです。
まあ後年の客演があった時やや出しやすくはなるんだろうけど、古くなったデータは使いづらそう…そうなったらアップデートしてくれんのかな。
明らかに処理が粗い部分があるけど、この辺は白倉Pと佛田監督が今後の技術の蓄積のために全部見せちゃえした結果らしいよ。
実際ドンブラ・キングオ辺りは新しい技術の実験場と化してて、ブンブンはスタジオでのミニチュア撮影に戻しつつCGの方も模索してる感じはするからね。
★
なんやかんや無事セッちゃんも元通りになってよしよし…といってるゼンカイ組と対照的に、ハカイザーとタイマンで手合わせしたゾックスはハカイザーと介人が似てね?って疑問を抱くところで引き。
まあ……こういうのは息子の介人本人は気付きにくいかもね。第三者目線で分かることも多いし。
今回は以上。
第32カイ!の振り返りに続く。
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