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リッチな座席の話
広尾の美術館に行くから恵比寿の映画館も行こ、まではいいんだけど、美術館の閉館が17:00で、上映開始が19:45で、ガーデンプレイス内で2時間以上潰すのも限度があるな。

オメー舞浜から何も学ばねぇな!

いやまあ、偶然だったんだけど「リトル・ダンサー」のリマスター上映やってるの知ったのよ。80年代のイギリス・ダラム(ホグワーツ学園のロケ地の大聖堂がある)の炭鉱町生まれの男の子が才能を見出されてバレエダンサーを目指す話ね。
最近はリマスターで昔の映画やってくれるから、でっかく観られていい。
映画自体は有名だしソフトで観たことあるけど、ちゃんとスクリーンで観てみたいなぁと思ってさ。

ガーデンプレイスの映画館は昔「ソング・オブ・ザ・シー」観に行った時に1度行ったきりだったけど、ここの座席左右に仕切りと物置が備え付けられてるからめっちゃ快適なのよね…フードも置けるし、小さめの荷物なら反対側に置けるし…快適。
あと場所柄か知らんがフードがめっちゃオシャ……ちなみにコーラは売ってないぜ。ポップコーンはあるけどオシャ過ぎて量は少なめだぜ。……個人的にはあのぐらいの方がゆっくり食べ切れるからいいと思うんだけどね。
今度「バグダッド・カフェ」のリマスター上映やるからそれも行こうと思う。その頃にはクリスマスイルミネーションもやってるから丁度いいし。

ミニシアター系か忘れたけど、「プルートで朝食を」も映画館で観てみたいなぁ。一時キリアン・マーフィー出てる映画探して観てて面白かったやつ。



改めて観てさ、私基本的にノータリンなので、イギリスの炭鉱事業の事情とか当時の貧富の差からくる問題は初めて観た時はそこまでピンと来なかったんだけど、パイソンズでこの辺の社会問題をいじり倒したスケッチ見たり、あとは多少脳味噌が大人になったからか、なんとなく理解がしやすくなった。
サッカー、ボクシング、レスリングもそういやパイソンズのスケッチでネタにされてたね。まあ、ネタにされてないものの方が少ないけど。
舞台の町はダラム大聖堂ってイギリス史でも重要な教会がある所なんだけど、バレエ学校に何度もオーディション来れるような家の子は大聖堂の事を知ってるのに、その町に住んでるはずの主人公は「(教会?有名なの?)行ったことない」って答えるのがおお……。

まあしかし、今見ても十分面白かったね……スクリーンで観る機会取れて良かった。
父ちゃんがクリスマスに薪を焚べながら泣くのほんとちゅらい……。でも主人公のダンスを実際見た父ちゃんの高揚っぷりで笑う。そりゃ走りたくなる。あと息子と同じ場所でめっちゃ犬にビビるの草。
息子の為にストを破る事も、組合のリーダー格やってた長男と泣きながら抱き合うとこも今の方がちゃんと分かるから複雑だな〜ってなるね…。

あとこの家族、実は全員音楽好きなんじゃねーかなって思った。母方はもちろん、兄貴もレコードめっちゃ聴くし、父ちゃんは多分死んだ奥さんの弾くピアノは好きだったんじゃないかな。だからこそ強く否定してた部分ありそう。

ラストシーンはバレエ史に詳しくなかったせいで多分良い役貰えてるはずだけどっ…オスの白鳥役って事しか分からねぇぜチクショウ…!ってなってたけどこれ実際にロングラン公演だった白鳥の湖のコンテンポラリー・ダンスなのね。理解。



アマプラで「羊たちの沈黙」探したら、見放題の上に何カ国もOKなんです?! びっくりだよ!
とにかく当時は色んな作品に影響及ぼしたし出涸らしになるくらいパロられまくってたからね……そもそもこういうサスペンス(カテゴリーはホラー/スリラーらしいけど)で女性が主役って事自体がエポックメイキングだった時代の話よ。
小説版踏まえて観ると、あんまり気付かない程度にだけど、クラリスが周りの男性に奇特な目で見られてたりするよっていう役者陣の目線運びを感じる。
にしても、モッフモフの蛾を鼻のところに這わせてるビル(犯人)のシーン、多分本物の蛾使ってやってんじゃねーかと思うんだけど凄すぎる。私ならカイコガでも無理だわ。色んな意味で体張ってるんだよなビル役の人……。


このシリーズだと、他は映画の「レッド・ドラゴン」観てりゃ十分だけど、レッド・ドラゴンのキャラを再構成した感じのドラマシリーズ「ハンニバル」はシーズン2までで視聴止まっちゃってたんだよなー。
マッツ・ミケルセンのレクター良いよね…。初めて観た時は「いやデカすぎんか」と思ったけど紳士なヤベー奴感がヤバい。あのキャステングはずるいわ。
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2024/11/04 09:15 | Comments(0) | 雑記

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