「ダンジョン飯」のチェンジリング回観てて、火を焚べたかまどにチェンジリングした子供をぶち込もうとしてる挿絵が一瞬出てきたけど、ヘルボーイの「屍」思い出して思わず引っ張り出して読んじゃった。
ダン飯は元ネタからだいぶ捻ってネタに仕込んでるから、その違いとかアレンジ方向の考察面白いよね。今回のグリフォンとヒポグリフのチェンジリングとか。
キノコがチェンジリングの原因なのもフェアリーリングからの連想かね。漫画が手元にないからかなりテキトーに書いてるけど。
グリフォンかぁ…ドラゴンズドグマ2どうなんだろう…(未プレイ)
最初は空から急襲してくるし掴みかかるのも一苦労なんだけど、魔法職か弓職でエンチャントファイアするとめっちゃ燃えて素材はぎ放題になるんだよね……めっちゃ良い肉落とすし。
★
「妖精の取り替え子」の民話分布ってそれなりに散らばってはいるけどやや北緯に位置するヨーロッパの国に多めのイメージだな。有名なのはアイルランドだけど。
大体赤ん坊がいきなりアホボケカスみたいな汚い言葉を喋り始めたりした!妖精の仕業じゃ!みたいな感じだけど、癇癪の酷い子供、発育不全の子供を妖精の仕業!して口減らしに殺す建前にしてた側面もあったくさいのかな。
よく言われるけど西洋の妖精ってほぼ日本の妖怪よな。
ヘルボーイのはチェンジリングの赤ん坊にかまどで焼いた蹄鉄(=魔除け)を突きつけて足に火傷負わせて正体を暴いて、そっから妖精の方の作法に合わせて、十字路に吊るされてた罪人の死体(喋る)を背負ってチェンジリングを追っかけて本物を取り返すって面倒くさい事してたね。
で冒頭の話に戻るけど、チェンジリングを火に焚べると妖精が正体を現すぜ!って民話もあるので挿絵の元ネタはそれだと思うけど、ロシアの方にビタミンD欠乏(日光不足)でくる病になった子供をかまどで焼いて治療する民間療法があったり、なんか知らんけど昔の人には子供をかまどにぶち込んで元に戻すないしより良く生み直すみたいな概念があったみたいね。
まあすぐに「いやそうはならんやろ」って受け手が違和感を覚えたのか逆に「子供を殺そうとする悪い魔女」をかまどにぶち込む発展型になっちゃうんだけど。
かまどというか台所自体が太母神の象徴って概念なので(魔女がかまどを所有してるイメージがそれ)、竈や鍋(=子宮)に戻してパワーアップされた子供を産み直すってことになるみたい。
火は文脈によっては再生の象徴だけど、ここでは特に燃えるかまどに入れる行為自体に意味があるのかな。
大衆の読み物として分かりやすく編集したグリム兄弟やらペローの童話集と違って口伝採集タイプの民話集だと、収集者がより話し手のニュアンスが伝わるように文章として整えてないのをあえてお出ししてくるから、特にドラマ性もなく怪物に殺された人間をさらに細切れに!全部鍋で煮て!! 復活ッッ!!! とかカジュアルにやるよね。初めてその手の民話に触れた時はあんまりタフ過ぎて笑っちゃったわ。
★
ヘルボーイ読み返して(あれはクトゥルフの影響が多分にあるけど)、やっぱ魔女っていいよな…夢とロマンがあるよな…ってニヤニヤしてるところで、そういや「種火」描いてそろそろ10年経たねぇか…?って思い至りゾッとしている。
まあつっても雑魚敵のテッサリアの魔女達が一番好きなんだけど…。
バーバ・ヤーガは割とあっさり目ん玉抉られたけど強キャラ感はずっとあったなー。
あのばーちゃんの持ち家とハンガリー民話の「鳥の足の上で回転する城」は多分おんなじ冥界の館の概念だと思うけど、ハンガリー民話の地の文がほんとにこのままの説明文だからつまりどういう…?ってなる(激しい回転は輪廻転生の概念らしいので、冥界の館)
★
ちなみに、半年ぶりに体重計に乗って前の計測から一気に5キロ激太りしたことの方がゾッとしたのだった。
いやなんでこんな太った……???
ダン飯は元ネタからだいぶ捻ってネタに仕込んでるから、その違いとかアレンジ方向の考察面白いよね。今回のグリフォンとヒポグリフのチェンジリングとか。
キノコがチェンジリングの原因なのもフェアリーリングからの連想かね。漫画が手元にないからかなりテキトーに書いてるけど。
グリフォンかぁ…ドラゴンズドグマ2どうなんだろう…(未プレイ)
最初は空から急襲してくるし掴みかかるのも一苦労なんだけど、魔法職か弓職でエンチャントファイアするとめっちゃ燃えて素材はぎ放題になるんだよね……めっちゃ良い肉落とすし。
★
「妖精の取り替え子」の民話分布ってそれなりに散らばってはいるけどやや北緯に位置するヨーロッパの国に多めのイメージだな。有名なのはアイルランドだけど。
大体赤ん坊がいきなりアホボケカスみたいな汚い言葉を喋り始めたりした!妖精の仕業じゃ!みたいな感じだけど、癇癪の酷い子供、発育不全の子供を妖精の仕業!して口減らしに殺す建前にしてた側面もあったくさいのかな。
よく言われるけど西洋の妖精ってほぼ日本の妖怪よな。
ヘルボーイのはチェンジリングの赤ん坊にかまどで焼いた蹄鉄(=魔除け)を突きつけて足に火傷負わせて正体を暴いて、そっから妖精の方の作法に合わせて、十字路に吊るされてた罪人の死体(喋る)を背負ってチェンジリングを追っかけて本物を取り返すって面倒くさい事してたね。
で冒頭の話に戻るけど、チェンジリングを火に焚べると妖精が正体を現すぜ!って民話もあるので挿絵の元ネタはそれだと思うけど、ロシアの方にビタミンD欠乏(日光不足)でくる病になった子供をかまどで焼いて治療する民間療法があったり、なんか知らんけど昔の人には子供をかまどにぶち込んで元に戻すないしより良く生み直すみたいな概念があったみたいね。
まあすぐに「いやそうはならんやろ」って受け手が違和感を覚えたのか逆に「子供を殺そうとする悪い魔女」をかまどにぶち込む発展型になっちゃうんだけど。
かまどというか台所自体が太母神の象徴って概念なので(魔女がかまどを所有してるイメージがそれ)、竈や鍋(=子宮)に戻してパワーアップされた子供を産み直すってことになるみたい。
火は文脈によっては再生の象徴だけど、ここでは特に燃えるかまどに入れる行為自体に意味があるのかな。
大衆の読み物として分かりやすく編集したグリム兄弟やらペローの童話集と違って口伝採集タイプの民話集だと、収集者がより話し手のニュアンスが伝わるように文章として整えてないのをあえてお出ししてくるから、特にドラマ性もなく怪物に殺された人間をさらに細切れに!全部鍋で煮て!! 復活ッッ!!! とかカジュアルにやるよね。初めてその手の民話に触れた時はあんまりタフ過ぎて笑っちゃったわ。
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ヘルボーイ読み返して(あれはクトゥルフの影響が多分にあるけど)、やっぱ魔女っていいよな…夢とロマンがあるよな…ってニヤニヤしてるところで、そういや「種火」描いてそろそろ10年経たねぇか…?って思い至りゾッとしている。
まあつっても雑魚敵のテッサリアの魔女達が一番好きなんだけど…。
バーバ・ヤーガは割とあっさり目ん玉抉られたけど強キャラ感はずっとあったなー。
あのばーちゃんの持ち家とハンガリー民話の「鳥の足の上で回転する城」は多分おんなじ冥界の館の概念だと思うけど、ハンガリー民話の地の文がほんとにこのままの説明文だからつまりどういう…?ってなる(激しい回転は輪廻転生の概念らしいので、冥界の館)
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ちなみに、半年ぶりに体重計に乗って前の計測から一気に5キロ激太りしたことの方がゾッとしたのだった。
いやなんでこんな太った……???
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