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ウィザード・51話「最後の希望」
OPとリンクする演出。なんというか、胸を撫で下ろした実質最終回。
まずはキャスト・スタッフの皆様、1年間お疲れさまでした!


・最終回仕様OP
ちゃんと最終回仕様でよかった。特別編あるから不安だったんだ。

・報告
後ろ姿しか映ってない晴人さんの背中が死んでいる。ここ数話分のコテンパンぶりは凄かったからなぁ。
まあそんな晴人が私は大好きです。

・グレムリン進化態
なんかムキムキになったー!!
てっきり見てくれが変わった事で「話違うジャーン! ムキー!」とか怒って暴れだすのかと思ったら違った。むしろ児童誌のバレとは真逆の事やってんじゃねーか!
あれか、これが「こうどなじょうほうせん」とかいうヤツか……(違う)。

・顔出し
ちなみに今回メイン脚本のきだ氏が顔出し出演しております。さすがに某工事現場監督のインパクトには及びませんが、探してみよう!

・魔力集め(物理)
またゴーインな手段だなぁオイ。てか店長殺すとポワトリン的な物に似た何かが出てきそうだから止めて差し上げろ(迫真)

・メイジーズ揃い踏み変身
ま、回らなくても変身できるんじゃない真由ちゃん……(白目)
こうやって並ぶと、量産とはいえなかなか様になってますねぇ。格好いいぞ山本さん!

・コヨミを救う
おい、サバト再開の疑いまでかけられてるぞ晴人さん!

・「グレムリン」
私の記憶が正しければ、34話以降の晴人はグレちゃんの事を「ソラ・お前・奴」としか呼んでなかった筈なので、改めてグレムリンと呼んだのは晴人のスタンスがよく分かるシーン。

・因縁の再戦
そうそう、そんなお約束してた。
でもあの時のスピード勝負だけはインフィニティーに五分五分だったんだけどねー。

・コヨミの心と晴人の希望
ここ数話の展開から「心を救う」という決断を下したことで、ようやくホッと出来たんですよ……流れ的にサバト再開はあり得ないとはいえ、変にコヨミを復活させるなんて展開は単なるぶち壊しでしかないですから。

・パンチストライク
ディフェンドさんは犠牲になったのだ
ウィザさんは指輪を嵌めてるので(小さいお友達が真似しないように)パンチをしない設定があるんですが、最終回にしてそれをぶち破ってパンチしやがった……というか、賢者の石ぶっこ抜きィィィ!! するために手を突っ込んだってのが正しいでしょうか。

・思う存分使うがいい
良かった出てきた…ドラさんけっこう面倒臭がりだろお前!

・希望の指輪
白馬に乗った王子様ならぬドラゴンに乗った魔法使い。
賢者の石が変化して出来た指輪、その名もホープウィザードリング。エンゲージリングの色違いですが、OPで晴人がコヨミの指に嵌めるシーンがあるので、その辺を思い出させる指輪。

・ストライクウィザード特別編
「そのときふしぎな事が起こった!」
通常フォームですが賢者の石効果で4エレメントとインフィニティーの魔法陣が展開したっぽいですね。

・人じゃないだろ
まあ生前の時点で人としてはだいぶ壊れてますし。自分が人間に戻るために大量殺戮を始めた時点で完全に人ではなくなってますね。
ところで、人間に戻った時点で0課にマークされてるから取っ捕まりそうなモンですが、まあそんなことはソラ本人にとってどうでもいいんでしょうねぇ。

・言ってくれるね
ソラさん今際の際の捨て台詞。まあソラらしい台詞か。
最近になってインタビュー記事なんかをポロポロ読んではいましたが、意外と早い段階で晴人の最後の相手にソラを当てる算段がついていたのかもしれません。何となくですが。

・誰も知らない、静かな場所に
安全面を考慮すると晴人さんが持っててもいい気がするんですが、形見としても持たず、静かに眠らせるってのは切なくていいですね。

・それぞれの道
おっちゃんはいつか晴人が戻ってくる時のために部屋をそのままにしておく…ワケですが、前から思ってたけど濡れ鼠で転がり込んできたとはいえ、私物らしいものが一つもない、増えてないんですよね…晴人さん。

で、仁藤さんは譲を高コレステロール血症にでもする気か(呆れ)
なにしろキマイラ探さないと冬の映画出れないからな! 土日限定の探検はいいがお前大学はどうした。
真由は晴人の後任として、0課の民間協力者ってポジか。凛子ちゃんと真由のコンビはなかなか良いと思う。てか女性ライダーがまともに生き残ったよ…。そしてオチに吹いた。
山本さんは無事にお子さんが生まれて魔法使い生活と一番縁遠くはなりそうだけど、体内のファントムは…まあ大丈夫か。
瞬平の落ち着き先はちょっと意外だったけど悪くないですね。んで冬の映画用指輪を造るんですね分かります。

・希望とドーナツ
晴人さんがプレーンシュガー以外のドーナツをようやく買ったなぁ。
し か し 食 べ る と は 言 っ て な い
コヨミのお供えという体裁だからね。

・かくて舞台の幕は降り
バイクに跨がり、独り走り去っていくという静かな幕引き。余韻を残して綺麗に終わったなぁ。
なんか、皆がそれぞれの場所へ帰結していくなかで、晴人だけは独りなんですね。

・総評
客観的に見て正直、コンセプトや世界観・キャラクターの設定は面白いけど、それらを上手く生かしきれてなかったような「勿体無い」作品でした。描写の意図は感じるけど分かりにくかったり、アクションはカッコ良いんだからもっと戦闘描写を練ってくれればいいのにと感じてしまったり、など。
あと九官鳥の回は漫画演出以外いらん。
その点で諸手をあげて誉められる作品ではないので、人にもオススメしにくいですね。


が、主観で語れば私はこの作品が平成で一番好きになりました。理屈なんか知るかぁぁ!
何だかんだ面白い話もいっぱいあったし、締めるところは締めてたし。作品のテーマは意外にもブレてなかった。
あと個人的に晴人が平成シリーズには珍しいタイプの主人公だったってのも興味を惹かれた理由かな。良い意味で癖がないキャラなのでそこが逆に「魅力がない」と言われる事もあるんですが、ごく普通の真面目なニーチャンが、ガラでもないヒーローを平静を装いながら必死にやって足掻いたりしてるってのが面白かったです。でなきゃ落書きだろうが絵なんか描かんわい。
しかし、一年経つのは早いですねぇ…。

・「ここがウィザードの世界か…」
ネタバレ見たら大首領ヘアじゃない方のもやしで良かった。あれどう見てもオバチャンp(以下略)
10月開始の尺合わせという大人の都合ながら、ディケイドを途中降板された會川氏が「特別編」でまさかの再登板。會川さん脚本ディケイドがまた観られるとは…。
まあ本来ならディケイドの時にこの尺調整をするべきだったのでは、とも思うんですが、ディケイドもウィザードも好きな者としてはこの特別編は素直に嬉しい。
そういや晴人さんも映画の方で世界の破壊者になったので、もやしとはウマが合うんじゃね?
○○ダムの設定とかもどうなってるか楽しみですが、ひょっとしてウィザさんのFFRあるのかしら? きっと巨大ドーナツにな(以下略)

おまけ。

……


・キョウリュウ
軽トラで運ばれたトリンさんシュールである。
エンドルフさんは再登場フラグっぽいような感じだなぁ。逆にドゴルゴの意識を乗っ取るとか。

・ドキプリ
幸福の王子がまた出てきた。「無償の愛」を真っ当な意味でも皮肉った意味でも例えとして持ち出せる話だよなアレ。
小学生に説教されないと気付かない生徒会もアレだけど、教師陣は一体なにをやっているんだ(呆れ)
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2013/09/18 20:10 | Comments(0) | ウィザード感想

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