※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。
● 40話の一言あらすじ
全力で視聴者を困惑させに来るんじゃないよ。
メリークリスマス!
★
●今回の一言:
ジュラン「最後に賭けるとしたら、ぶっちゃけ愛だろーが!!」
おじちゃんのこのセリフはある意味ゼンカイジャーって番組を象徴した言葉だと思うわ。
というかこのタイミングだとおじちゃんしかこんな事言えない。
★
前回の続き。まあショウガツワルド倒す時の変なテンションからこれだもんね。
ところでこの時期っていわゆる「クリスマス商戦」と呼ばれているので、戦隊もライダーも、プリキュアでさえなんかしら大きめの動きがあったりするもんですね。特に戦隊・プリキュアはそろそろクライマックスに向けての動きを加速しているストーリーラインのため、その影響が顕著です。たまにライダーも1人ぐらい死人出るけど。
何が言いたいかというと、ゼンカイジャーって敵味方とも人数を絞った構成してるため、クリスマスに爆散してもらうちょうどいい敵が少ないんですね。
で、クリスマスに死ぬ最有力候補して囁かれていたのがハカイザーって訳です。
いや分かるけどさ…分かるけどさぁ!!!
商戦は置いといて、ブッコワウスの命の下、イジルデが行っていたのはハカイザーの強化改造。しかもブッコワウスの先祖のパーツが使われているので、効果もバッチリ。
ハカイジュウオーは一応ガワなんで、直接こういう姿までいじられたわけじゃないです(縮むし)。強化改造後はマント着けてるんで分かりやすいけど、やたら明るいテンションは消え去っており、ステイシーを仲間だと言っていた記憶もなくなっています。
様子見てたツーカイザーと一緒にステイシーザーもドン引きしててお前さぁ…。
★
ハカイジュウオーの蹂躙でこの作品では例がないほど重症人が続出し、町に破壊の痕跡が残りましたが、ターさんアンタ怪我して屋台潰されたのにゼンカイジャーがいたからこんなもんで済んだんだって……。
カラフル内で手当を受けていた町内の人達によると、都心(寺乃町は多分下町?)の方はだいぶ被害が大きかったらしいとのことですが、よく映る団地とか割と瓦礫と化してなかったか…?大丈夫だったんだろうか。
なので町の人達は特にゼンカイジャーを責めるような事もないんですけど…。
とはいえ身内がこんな惨事を起こしてて気が気でない介人とヤッちゃん、懸念が現実になったイラつきを五色田家に直接ぶつけないだけかなり気も使っているゾックス。
この3人(一家)で、次にハカイザーを元に戻せず奪還出来ない時は、界賊一家に宇宙の果てあたりに置いてきてもらう算段を話す流れになりましたけど(倒すって選択肢はさすがに出てこないか)、ヤッちゃんやゾックスが諦めるならともかく、介人もその辺りを天秤に掛ける事ができるのは意外だった。
でも父親が無関係の住民を危険に晒したってのが今回堪えてそうだったからな…今まではハカイザーが直接人に危害を加える事がなかったので、これじゃダメだってなったのかも。
この話し合いに断固NOを突きつけたのがキカイ組。勝手に決めるなってまあそうなるよね…。
キカイ組は生まれた時から色々と諦めされられてきた側なので、せめて介人には家族の奪還を諦めて欲しくないでしょうし。
なので3人も考え直し、ゼンカイ組は奪還の作戦会議をする事に。
★
一方のトジテンドではハカイザーの身を案じつつ「どうしてこうなった」状態で苛立っているステイシー。たまたまぶっ叩いた操作パネルにハカイジュウオーの設計図っぽいのが出てきたらもう悩む事なく界賊一家(=フリント)にチップ横流ししちゃうっていうね。
こういう意味で悪人寄りのツイカー一家は橋渡しになるから美味しい立ち位置だよな。
……欲を言えば、ステイシーには改造される前にそれ気付いて欲しかったけどね!その頃にはもうイジルデの方で改造の準備始めてたからまあタッチ差だけど…。
どうでもいいけどパスワードぐらい付けろやイジルデはよお!
★
ちなみに、ゼンカイジャーはうまい作戦が思いつかない場合ゴリ押ししていく脳筋スタイルですが、今回は半々といったところ。
物理的な問題についてはしっかり対策を取っており、再度ハカイジュウオーが出てきた瞬間にゼンリョクゼンカイオーのミラクルパワーで市街地から山の方に移動。介人達的にはここでまずハカイジュウオーの体力を削る(=ハカイザーの充電量を減らす)ぞ!って感じだったらしく、実際それで及第点なんですけど、横流しされた設計図にてハカイザーが頭部に組み込まれているのが界賊一家にバレてるので、ここでゾックスが加勢。
わざわざ「とある筋」から得た情報の事を介人に告げて、自分はハカイジュウオーの口から内部へ侵入して、機関部と直結されてるハカイザーをぶっこ抜きに。
「とある筋」といったら一つしかもうないんだけど、介人自身もステイシーだってすぐ理解するあたり仲間入りももう一歩なんだけどね…もうひと試練あるから。
……。いや3つぐらいかな?
ハカイザーはハカイジュウオーとして巨大化してるわけではなく、内部で大量のケーブルに繋がれて制御システムみたいにされてるっぽかったね。
一応護衛用にクダイターの1部隊が放たれたけど、ヨホホイは単騎でも普通に強いんで……。
ヨホホイがぶっこ抜いた方は待ち構えてたキカイ組が、制御システムを失ったハカイジュウオーは介人とヨホホイのゼンカイジュウオーが迎撃。
迎撃っつってもキカイ組の方は洗脳を解くために説得にあたる形なんだけど、全員で謎のテロップ持って待ち構えてると思わないじゃん。
いや良いシーンなんだ、おじちゃんのセリフがめっちゃ効くんだ、でもやってる事がかなりゴリ押しというかやっぱ洗脳解くなら本人に訴えかけるしかねぇ!っつった結果がこの絵面なんだ。
ようは功博士の略歴を載せたパネル持って「アンタはこういう人間で、介人の親父なの!」っつってとうとうと語りかけるんだけど……やっぱ介人の父ちゃんすぎる略歴で困惑するんだ。あとこの夫婦相当天才肌だったのか、多分高校卒業してか大学行ってすぐ結婚→妊娠・出産してんだ。なのにこの経歴で二人とも並行世界工学の博士なんだ。
どういう事なんだ…???
まあ一番アレだったのは、功博士と私の年齢が3つしか違わない事だってんですけどねHAHAHA!!!!
ハカイジュウオーを先に撃破した介人がここに合流してハカイザーとの一騎打ちになるんだけど、特殊な素面変身交えたここの介人真っ当にカッコよかったね…。父ちゃん見ろよ!って。
正気に戻った父ちゃんと介人の会話がちょっと切なかった。どちらにとっても10年分の歳月は大きいよね。
この回はゼンカイジャー、界賊一家、ステイシーの全員の思惑が一致した形で連携した(とはいえまだ裏方だけど)初めての回でしたね。
父ちゃんを奪還したことで、少しずつ最終章に向けてシナリオが進んでいきます。
香村脚本って最終章に向けてのダッシュが遅いと言われるんですけど、個人的にはゼンカイは割と早めに布石打ってる感じだなって思ったんだよね。
この辺は白倉Pとの調整もあるのかもしんない。というかゼンカイは作風を崩さないためにあえてギリギリまでこんな調子でやってこうって事前に擦り合わせしてたらしいしね。
★
話は変わるけど「仮面ライダーガウ」、メインライターが香村さんって縁からか、ジュランおじちゃんの中の人が顔出しのレギュラーなんすよね今回。
顔出しなんで多分素の声だと思うけど、ガッチャードはホッパー1がいてゲストに浅沼さんが来てたんで(これはPの縁だと思われる)、引き続き謎のゼンカイ風味が続くのなんか笑う。
しかしダブルメインやってたウィザードからだいぶ空いて仮面ライダーのメインか……。割とポップな見た目でいて敵と同族ってのをゴリゴリに強調した作風なので、どう転ぶのかは楽しみですね。
あと海外向け配信を前提にしてるのですでに20話ぐらいは撮りだめがあるらしいよ。……それはそれでスケジュール大変そう。
今回は以上。
第41カイ!の振り返りに続く。
● 40話の一言あらすじ
全力で視聴者を困惑させに来るんじゃないよ。
メリークリスマス!
★
●今回の一言:
ジュラン「最後に賭けるとしたら、ぶっちゃけ愛だろーが!!」
おじちゃんのこのセリフはある意味ゼンカイジャーって番組を象徴した言葉だと思うわ。
というかこのタイミングだとおじちゃんしかこんな事言えない。
★
前回の続き。まあショウガツワルド倒す時の変なテンションからこれだもんね。
ところでこの時期っていわゆる「クリスマス商戦」と呼ばれているので、戦隊もライダーも、プリキュアでさえなんかしら大きめの動きがあったりするもんですね。特に戦隊・プリキュアはそろそろクライマックスに向けての動きを加速しているストーリーラインのため、その影響が顕著です。たまにライダーも1人ぐらい死人出るけど。
何が言いたいかというと、ゼンカイジャーって敵味方とも人数を絞った構成してるため、クリスマスに爆散してもらうちょうどいい敵が少ないんですね。
で、クリスマスに死ぬ最有力候補して囁かれていたのがハカイザーって訳です。
いや分かるけどさ…分かるけどさぁ!!!
商戦は置いといて、ブッコワウスの命の下、イジルデが行っていたのはハカイザーの強化改造。しかもブッコワウスの先祖のパーツが使われているので、効果もバッチリ。
ハカイジュウオーは一応ガワなんで、直接こういう姿までいじられたわけじゃないです(縮むし)。強化改造後はマント着けてるんで分かりやすいけど、やたら明るいテンションは消え去っており、ステイシーを仲間だと言っていた記憶もなくなっています。
様子見てたツーカイザーと一緒にステイシーザーもドン引きしててお前さぁ…。
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ハカイジュウオーの蹂躙でこの作品では例がないほど重症人が続出し、町に破壊の痕跡が残りましたが、ターさんアンタ怪我して屋台潰されたのにゼンカイジャーがいたからこんなもんで済んだんだって……。
カラフル内で手当を受けていた町内の人達によると、都心(寺乃町は多分下町?)の方はだいぶ被害が大きかったらしいとのことですが、よく映る団地とか割と瓦礫と化してなかったか…?大丈夫だったんだろうか。
なので町の人達は特にゼンカイジャーを責めるような事もないんですけど…。
とはいえ身内がこんな惨事を起こしてて気が気でない介人とヤッちゃん、懸念が現実になったイラつきを五色田家に直接ぶつけないだけかなり気も使っているゾックス。
この3人(一家)で、次にハカイザーを元に戻せず奪還出来ない時は、界賊一家に宇宙の果てあたりに置いてきてもらう算段を話す流れになりましたけど(倒すって選択肢はさすがに出てこないか)、ヤッちゃんやゾックスが諦めるならともかく、介人もその辺りを天秤に掛ける事ができるのは意外だった。
でも父親が無関係の住民を危険に晒したってのが今回堪えてそうだったからな…今まではハカイザーが直接人に危害を加える事がなかったので、これじゃダメだってなったのかも。
この話し合いに断固NOを突きつけたのがキカイ組。勝手に決めるなってまあそうなるよね…。
キカイ組は生まれた時から色々と諦めされられてきた側なので、せめて介人には家族の奪還を諦めて欲しくないでしょうし。
なので3人も考え直し、ゼンカイ組は奪還の作戦会議をする事に。
★
一方のトジテンドではハカイザーの身を案じつつ「どうしてこうなった」状態で苛立っているステイシー。たまたまぶっ叩いた操作パネルにハカイジュウオーの設計図っぽいのが出てきたらもう悩む事なく界賊一家(=フリント)にチップ横流ししちゃうっていうね。
こういう意味で悪人寄りのツイカー一家は橋渡しになるから美味しい立ち位置だよな。
……欲を言えば、ステイシーには改造される前にそれ気付いて欲しかったけどね!その頃にはもうイジルデの方で改造の準備始めてたからまあタッチ差だけど…。
どうでもいいけどパスワードぐらい付けろやイジルデはよお!
★
ちなみに、ゼンカイジャーはうまい作戦が思いつかない場合ゴリ押ししていく脳筋スタイルですが、今回は半々といったところ。
物理的な問題についてはしっかり対策を取っており、再度ハカイジュウオーが出てきた瞬間にゼンリョクゼンカイオーのミラクルパワーで市街地から山の方に移動。介人達的にはここでまずハカイジュウオーの体力を削る(=ハカイザーの充電量を減らす)ぞ!って感じだったらしく、実際それで及第点なんですけど、横流しされた設計図にてハカイザーが頭部に組み込まれているのが界賊一家にバレてるので、ここでゾックスが加勢。
わざわざ「とある筋」から得た情報の事を介人に告げて、自分はハカイジュウオーの口から内部へ侵入して、機関部と直結されてるハカイザーをぶっこ抜きに。
「とある筋」といったら一つしかもうないんだけど、介人自身もステイシーだってすぐ理解するあたり仲間入りももう一歩なんだけどね…もうひと試練あるから。
……。いや3つぐらいかな?
ハカイザーはハカイジュウオーとして巨大化してるわけではなく、内部で大量のケーブルに繋がれて制御システムみたいにされてるっぽかったね。
一応護衛用にクダイターの1部隊が放たれたけど、ヨホホイは単騎でも普通に強いんで……。
ヨホホイがぶっこ抜いた方は待ち構えてたキカイ組が、制御システムを失ったハカイジュウオーは介人とヨホホイのゼンカイジュウオーが迎撃。
迎撃っつってもキカイ組の方は洗脳を解くために説得にあたる形なんだけど、全員で謎のテロップ持って待ち構えてると思わないじゃん。
いや良いシーンなんだ、おじちゃんのセリフがめっちゃ効くんだ、でもやってる事がかなりゴリ押しというかやっぱ洗脳解くなら本人に訴えかけるしかねぇ!っつった結果がこの絵面なんだ。
ようは功博士の略歴を載せたパネル持って「アンタはこういう人間で、介人の親父なの!」っつってとうとうと語りかけるんだけど……やっぱ介人の父ちゃんすぎる略歴で困惑するんだ。あとこの夫婦相当天才肌だったのか、多分高校卒業してか大学行ってすぐ結婚→妊娠・出産してんだ。なのにこの経歴で二人とも並行世界工学の博士なんだ。
どういう事なんだ…???
まあ一番アレだったのは、功博士と私の年齢が3つしか違わない事だってんですけどねHAHAHA!!!!
ハカイジュウオーを先に撃破した介人がここに合流してハカイザーとの一騎打ちになるんだけど、特殊な素面変身交えたここの介人真っ当にカッコよかったね…。父ちゃん見ろよ!って。
正気に戻った父ちゃんと介人の会話がちょっと切なかった。どちらにとっても10年分の歳月は大きいよね。
この回はゼンカイジャー、界賊一家、ステイシーの全員の思惑が一致した形で連携した(とはいえまだ裏方だけど)初めての回でしたね。
父ちゃんを奪還したことで、少しずつ最終章に向けてシナリオが進んでいきます。
香村脚本って最終章に向けてのダッシュが遅いと言われるんですけど、個人的にはゼンカイは割と早めに布石打ってる感じだなって思ったんだよね。
この辺は白倉Pとの調整もあるのかもしんない。というかゼンカイは作風を崩さないためにあえてギリギリまでこんな調子でやってこうって事前に擦り合わせしてたらしいしね。
★
話は変わるけど「仮面ライダーガウ」、メインライターが香村さんって縁からか、ジュランおじちゃんの中の人が顔出しのレギュラーなんすよね今回。
顔出しなんで多分素の声だと思うけど、ガッチャードはホッパー1がいてゲストに浅沼さんが来てたんで(これはPの縁だと思われる)、引き続き謎のゼンカイ風味が続くのなんか笑う。
しかしダブルメインやってたウィザードからだいぶ空いて仮面ライダーのメインか……。割とポップな見た目でいて敵と同族ってのをゴリゴリに強調した作風なので、どう転ぶのかは楽しみですね。
あと海外向け配信を前提にしてるのですでに20話ぐらいは撮りだめがあるらしいよ。……それはそれでスケジュール大変そう。
今回は以上。
第41カイ!の振り返りに続く。
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