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Re:5第カイ!「握り握られスシ大会!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。


● 5話あらすじ
5人揃ったゼンカイジャー!
しかしトジテンドの掃除係だったブルーンから、思いがけず両親の名を聞く介人。
母ちゃんと父ちゃんは、もしかしてトジテンドにいる‥‥!?

そんな油断をスシワルドに見透かされ、介人とジュランは寿司として握られてしまう。

同じく握られ苦しむ人々に、自責の念を感じる介人。
両親のことばかり気を取られて、肝心の人助けにまるで心を砕いていなかった。
落ち込む介人に、ジュランが語る言葉とは――

一方、決死の救出作戦を敢行するガオーン・マジーヌ・ブルーン。
そこに行動隊長バラシタラまでもが立ち塞がり‥‥!?

ゼンカイジャーとトジテンド、勝利を握るのは果たしてどっちだ!?(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
マジーヌ「カラーリングがマグロ…」

そういやそうだな……うん。
Gロッソ4段でヨホホイとサトシも含めて海苔巻きにされてて(海苔じゃない)、こいつら無駄にスシに縁があるな(遠い目)…って思ってたよあの時。

そういやダイスシワルドに対して使ったリュウソウジャーギアは当時「アスナが出てきて寿司を食い尽くすんじゃねーの」とまで言われててなるほどと思った(真顔)
実際はそこまで節操のない事はしなかったけど。まだ田崎リュウタロスがゼンカイ脳って言葉を編み出す前だった筈だしな!

ジェットマンギア?さあ、何のことだか…?



おう、キツツキを再利用すんじゃねえ!!!

で、メンバーが揃った最初の通常回がどうして人間を握るスシ怪人の回なんですか……。

いうて、10年前から介人の両親が行方不明ということ、またジュラン達キカイトピアの住民は急に行方不明になることが珍しくないっていう双方の暗い事情が可視化された話でもあるので重要な回ではあるんですけどね。スシにされてるけど。
改めて見ると、ジュラおじの口ぶりからして相当前に身内が行方不明になったから生存も諦めてる感じのトーンですね…終盤ポロッとガオーンが口にしたことといいトジテンドさぁ…。

今回のスシワルド自体はフィジカルタイプなので、問答無用で人間を握って物理的にスシにする能力の対応が面倒くせぇなってのと酢飯さえあれば戦場に誘き寄せられる(白目)から比較的弱めのワルドだったと思う。
介人と人間ちゅわんに被害がもろ被りしたことが原因か、今回のガオーンは何をトチ狂ったか「スシワルドだから人間じゃなくてちゃんとした寿司を握りたいはず!」とか謎思考で急にハッスルしだした上にマジーヌとブルーン引き連れて「すしざんまい」とかやり始めるから訳が分からない。お前、生き物ナー以外はまともな奴だと思ってたのに…!
でも酢飯の匂いだの樹液の匂いだのに本能で抗えないほどベースの世界に頭やられてるワルドもトンチキだけど哀れではある。多分元のクダックの自我は消えてんだろな。

どちらかといえば今回のメインはバラシタラ実戦参加の方かな…本人参戦は実はこの回が初ですけど、やっぱ初手から強い。
特に強化改造とかもされてないのに、終盤のゼンカイジャー+ツーカイザー、あるいはツーカイザー+強化ステイシーザーでも苦戦する幹部だったからね。



さて前回に引き続きブルーンから五色田夫妻の話を聞いて、すわトジテンドに乗り込む方法を探そう!って話をしつつ速攻でそれを封じてくるスピード感笑う。ロケハン的にもその手は使わせねぇぜ!っていう大人の事情が垣間見える。実際に借りられるロケ地がだいぶ狭まったようですから。
ま、ストーリー的にはセキュリティ強化されたのってぶっちゃけ界賊一家のせいなんだけどね…。

そういやちょっと引き気味にキカイトピアの風景が映ってましたが、あからさまに東京のランドマーク的なビルが合成されてんですよね。キカイトピアのこの辺は多分ゼンカイトピアの東京に当たるんだろうから、ネタ的にワザと潜ませてたのかなぁ…。

で、リアタイ当時は介人がこと両親の事になると動揺して戦いに集中できなくなる、重度だと思考停止で動けなくなるってのはまあまあ意外だなぁとは思ってたんですよ、動揺するよりとにかく全力全開だーするキャラだろうな〜と読んでたし。
実際年長のジュランが介人のメンタルリカバーを完璧にこなすので、結果立ち直りが早くてあんまり湿っぽくならないっていう。
ジュラン自身は1話で介人に手を差し伸べられた時点である種救われているので、逆にそういうサポートが初期から可能って意味で主役じゃなくても比較的完成されたレッドだなってなる。まあガオーンとはまだケンカすんだけどよ。

ちょっと話逸れますが行方不明って状態は結構厄介で、もう絶対に戻ってこないとしても身内としては信じられないし諦めきれないし、「いつか戻ってくるかもしれない」って可能性がその人達の希望になるかと言われたら、本当にそれは希望で健全な事なのか…?ってのは諸事情もあってちょっと思うところがあるんですよね…うん。
現実の日本では失踪宣告すると7年で死亡扱いになるわけですから、10年の月日は当時10歳の子供にとっても親の立場からもそれだけ重いですよ。

それはともかく逆マグロの握りにされたこの状態、スーアクの竹内さんと駒氏のインタビューを読む限り、この撮影は見た目以上に過酷だったらしいんですよね…駒氏に関しては最終回前の地下水路で水浸しがさらに辛かったらしいのでラジオなんかだとそっちを話すようになってましたけど、下敷きの竹内さん側はそらマスクで息もまともにできないのに大の大人の男の全体重がかかった状態で撮影すんだからな…さぞキツかっただろう。


さて予告ですよ。
東映のオーディションスタッフの脳を焼いた男来たな…。
確かに介人じゃないんですよね〜…。かと言ってガオーンとかブルーンじゃなくて何故彼にジュランをオーディションでやらせたのか分からんけど…。

今回は以上。
第6カイ!の振り返りに続く。
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2023/10/15 22:55 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録

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