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ダブルガーゼで作ってみた
別にマスクじゃないぞ。
いや作ったは作ったんだけど、だからってマスクここに載せてもつまらんし。



こないだアゾン秋葉原店で本買いに行った時、1/12ドールのコーナー辺りですれ違った女性陣が
「これだけハマったら服とか欲しくなっちゃうよね〜。作るとかどうなのかな〜」
「でもイベントでディーラーが服作って売ってたりするからそれ買っちゃう〜」
みたいな事を話してたんだけど、


そんな事言わずに君らもうちの子に着せたい服、作 れ ば い い ん じ ゃ な い ?
でドール沼から服沼といわず布沼とかに落ちればいいよ(ニッコリ)
さあおいでよ、な か ま が い っ ぱ い い る よ お(ニチャア)



とか心の中で思ってた。
人間やってやれない事はないぞ(名言)

クオリティまで上がるとは言ってない。





しかしまあ、ドールの服作るか撮影するかすると1日潰れるね。まあいいけど。
コロナのせいでせっかく落ち着いた仕事が失職の危機(ガチ)にあるので、なんとか軽傷ぐらいに収まって欲しいわ。なにせ業界全体の仕事自体が全部ストップしてるから、どの関連会社の人も乾いた笑いしかしてないよ。あーもー憂鬱だわー。


話変わってシャツを一着作ってみたから載せるよ。
いやしかしカメラのいじり方もう少し覚えた方がいいね。赤みが強いからMacに付いてる色補正でちょっと抑え気味にしてるけど写真屋先生ほど器用に直せないので、やっぱり最初の撮影が肝心だわな。
あんまりソフト上で色補正かけるとどんどん画質が劣化していくからね。

以下ドール画像あるので苦手な人注意。






謎シチュエーションと謎ライト。
オレンジのLEDライトは金属容器に入れるとキャンドルっぽくて雰囲気でるね。ちなみにこの容器、前の会社が無くなる時に形見分けとして貰ったものなので、お値段0円である。
一応ちゃんとmaid in Italyらしいよ。本当かオイ。



スタンドカラーシャツ。気まぐれで作ったガーゼマスクの余り布があったので作った。
普通のエリにするのも良かったんだけど、スタンドカラーのが首元がすっきり見えるかと思ったからやってみた。でも悲しいかな柄のせいでパジャマ臭がする。でもこのサイズならナチュラル素材っぽい生地のシャツに見えなくもないから、無地とかだともっと雰囲気出ていいかもしらんね。

ボタンはこれじゃなくてビーズの方がよりスケールに沿ってよかったかも。これ1/6サイズのボタンだし…でも11素体も1/6子供素体ってくくりだから間違ってないんだけど、やっぱりデカいはデカいわな。
あ、エリと袖口は嵩張らないようにガーゼを一枚剥いで薄くしてるよ。

あとせっかくだから後身頃をタック付きにしてみた。
ただ生地がダブルガーゼなのでタックをアイロンで付けるのが難しくてフニャっとなるのよ。


というか元々はオカダヤ新宿店で特価ハギレを買ったからそれで作ってたんだけど、素人の見た目で判断できない謎生地で作ったら肩周りと脇の下がほつれちゃったので、裾を縫い上げる前に「アカン生地変えたろ」っつって中断して、試しにダブルガーゼで作り直した経緯がある。作り&作り直しに1日使ってるから、集中すれば日/2着作れることになるのか。やらんけど。
体感ダブルガーゼの方が生地のしなりやすさとズレなさで縫いやすかった。ほつれやすさに目をつぶれば、案外初心者向けの生地なのかもしれない。



↑失敗作
タックについては断然こっちのがうまくできたんだけど、まあ天竺ニットはもうピケ(ほつれ止め)塗らなくても綺麗に仕上げられるからこれもいけんべ!って勇んだ結果がこれなんだと思われる。
まああとは素人の手縫だから、どうしてもミシン縫いより布をモミモミしちゃうわいよ。
ちなみに手芸自体は何度か手をつけたけど、小学4年の時に入ってた手芸クラブでは個々勝手になんか作ってただけで縫い方とか布の種類とかそういうのを教えてくれるわけではなかったので(白目)完成した謎物体を見て「これ何?」って顧問に問われて(ぬいぐるみです)って答えを飲み込み「針山です」って答えた情けなさを特にバネにすることもなく生きてきて、本当に縫い物をやるようになったのはオビツ11の服が圧倒的に少なかった時期に必要に迫られてだよ(20数年後)
そして今でも型紙は一から起こせないし、人様に出せるようなクオリティでは到底ない。




ところで「Dollybird」ってカバー剥がすと背景壁紙として使えるのね。ペーパージオラマが毎号ついてるのは知ってたけどガーリー趣味で合わんわってよく読まなかったから知らんかった。持ってるのは27・28号だけど片方はリボン柄だったからこっちだけ使ってみた。



これが今回一番気に入ってる写真かもな。
このでかいマッチ箱みたいなやつは紅茶のパッケージなんだけどさ、なんつーか最近ドールサイズに合わせてミニチュアセットオンリーで組むのも楽しいけど人間サイズの雑貨+ミニチュア雑貨を組み合わせるのも面白いかなって思って…。
まあうちにはそんなオシャンティ雑貨は無いのでこんぐらいしかできないんだけどね。中の紅茶は美味しかったよ。別に宣伝の意図はない。
DKが持ってんのはちゃんと紅茶のカップよ。リーメントの小物は基本リカちゃんサイズ想定みたいだからオビツ11にはちょっと大きい。

あと前に魔改造したキャンドゥの家具セットと、リーメントのレトロ喫茶店シリーズのコーヒーセット。いまいち思い通りの雰囲気と違うけど、こういう撮り方もしてみたかったのよね一度。

まだ4コマの方で出してないやつでDKはコーヒーをブラックで飲むって設定があるんだけど、



ようは好物のおはぎ+ブラックがサイコーに大人の嗜み方だと思ってる同年代から見ても若干変わった厨二思考だからだよ。
キャンドゥのこのセット、魔改造する時ちゃんとニス塗りしとけばよかったね。自力でクッション張るまでは頑張ったんだけどね。



キツネ「今日やつがれの出番がねぇぞコンチクショウ」
DK「なんか今日のテーマが「オサレ」だったらしいからしょーがないじゃん」
キツネ「HAHAHA吐かしよる。田舎のイモワッパよりやつがれの方がずっと“もだん”だろがい!」
DK「イモワッパって妖怪か何かかよ」



前にドールショウかなんかで買ったおはぎが役に立ったよ!やったね!
まあコメダ珈琲店なんかコーヒーにアンコ投入したやつとかあるし、好きな人は好きなんだろう。怖いのでまだ注文したことはない。
話戻って服なんだけど、まだオビツ11のハウツー・型紙本が全然なかった頃は、それ以前に私の手芸スキル自体が覚束なかった時期だったからとりあえずフェルトでドール服を作るって本を買って練習してたのね。付け焼き刃だけど基本を覚えられるし有効な手段だと思われる。
↑これ(外部リンク貼らないマン)
著者の関口氏はmomokoドールのアウトフット製作筆頭にこの業界で有名な人なんだけど、この本もフェルトなのに全くオカンアートにならない手腕が遺憾なく発揮されててただはえ〜ってなる。
ただし型紙は最小でもミディブライス・でこニキ・ベッツィーの20cmドール用で、プロポーションも違うので型紙の縮小と手直しは必須。あの頃はネット検索して型紙の縮小と手直しの仕方を覚えたな(遠い目)
(外部リンク貼らn(以下略)
今は基本的に関口氏の「小さなお人形のための〜」と、2年前に出た荒木さわ子氏の「オビツ11の型紙の教科書(男の子服編)」。
まあ本と同じのを作るというか、前者は身頃ぴったりに仕上がる型紙なのでせいぜい丈の調節したり紐つけたり転写シールでアレンジする程度かな。
後者は初心者にありがちな「「せっかく作ったのにドールのサイズより小さくなって着せられない!」がないように作れる」をコンセプトにしてるので、身頃ぴったり作りたかったら筆者奨励サイズ約92%(Dollybird/28号より)、調整によっては〜85%縮小して丈を伸ばし直すって作業が必要になってくるよ。ついでにこの本が出た後に身長調整キットが発売されたらしいので、それに対応した調節方法の記事はDollybird/28号に載ってるよ。気になる人はそっちチェックしてね。
なお「男の子編」と違い、去年出た「女の子編」はなぜか身頃だいたいぴったりという謎仕様なんだけど、これはまあ各性別ごとのオーナーの需要を考えた結果だと思われる。
ぶっちゃけると、いわゆる「オビツろいど」で初めてドール素体を手にした層向け重視が「男の子編」で、すでにドールにある程度慣れてる層向け重視が「女の子編」って事だと思うんだよね。
個人的には今でも硬い髪の人形は可動フィギュアなのでは?って疑問がぬぐえないけど、そこはホラ、販売元のホビージャパンはそもそもフィギュア雑誌だから、そっちも売れてくれれば一石n(以下略)
というかねんどろは早くグッスマ本家の素体が普及してくれる事を願うわ。最近服の型紙本も出回り始めたしな!改造としてはそっちの方が健全だしな!(強調)


あとはまあ個人で嗜む私には関係無い話なんだけど、型紙にも著作権が有効なので既存の型紙を元に作った服はアレンジしてても販売できないからね。売りたかったら一から型紙を起こさないとダメよ。
あと自作型紙でもアウトなのは版権ものの服かな。版元に目こぼしされてる薄い本より審査が格段厳しくなるので、無許可で売るのは止めようね。





以上。
服に関しては習うより慣れろ的なとこある。パーツ分けして組み立てるって行程自体を考えれば彩色済みプラモ組み立てるのと大して変わらん(暴論)
今回みたいに素体を一から組み立てるのも面白いんだけど、こっちはやっぱり手が出しずらいのかね。小さいドールならガレキを一から組み立てるよりずっと簡単だと思うんだけどな…。
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2020/03/09 01:20 | Comments(0) | ドール撮影・他

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