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アナログ月間
やあおひさ!(白目)



コロコロのせいで仕事が立ち上がっては消え、立ち上がっては消えの、まるで賽の河原で石を積む行為のような日々を送っているよ!

マジで一番早く打撃を受けて一番遅い回復になると思われる業界にいるからね。しかも一番重要視されない仕事。マジで厄年から抜けきれてないのでは(まあ後厄なんだけど)
よいこのみんな!仕事に貴賎はないなんて大人の大ウソだからね!
天災が起きた時の人間の反応なんてずっと昔から根本的なところ進化してねえからな!




まあそれはともかく、ここ一ヶ月ぐらい作業用のパソコン立ち上げるのが億劫だったので、色鉛筆でずっと絵を描いてたよ。
正確には主線は水性ペン、色塗りが色鉛筆ね。私主線ないと死ぬ病だし。

私色鉛筆はたいして使わないのになぜか量持ってて、しかも両方貰い物というなかなかアレな感じなんだよね。
今まで使ってたのが小学校の時に担任から貰った使いかけの(笑いどころです)水彩色鉛筆で、現在使ってるのが前の職場の形見分けで貰った普通の色鉛筆。

主にイベントの時、稀に頼まれるスケブとかぐらいにしか使わなかったんだけど、まあほら億劫+コロコロのせいで今月から仕事がある日しか出勤しなくなったとかで、じゃあもう紙と鉛筆あれば絵は描けるんだからみたいなよく分からん理由でちょこちょこ描いてたらそこそこ増えてきたので一応UPする。

エビは死んだがこっちはまだ死んどらんぞ!







とは言っても大した色エン技術はないんで、紙質と重ね塗りでどこまでやれるかぐらいかな。
リアル塗りのイラストとは方向的に真逆なので、絵柄にあった塗りさえできればあんな高等技術は私にとって宝の持ち腐れなんだけど、逆にあそこまで突き詰めれば引き算で色んな塗り分けも可能になってくるんだろうなあとは思う。
あと粒子が黒鉛より細かいのか基本消しゴムは使えない、使えても薄くするか抜きの表現にかろうじて使えるぐらいなので、塗り間違いは修正できないと思った方がいいかな。まあアナログ系で修正可能な画材を油彩以外知らないけどな。
いつでも修正可能なデジ絵に慣れてる人はたまにこれやると面白いかもしれないよ。




こいつは前に一度落書きをUPした時キツネたちと一緒に描いた変態クソ触手(ってあだ名)のキャラの人間態…人間態ってか、元は人間だけど触手化したって設定があるんだけど、そんなのは瑣末な問題なのでどうでもよい。
喋り方はカマっぽいんだけど別にカマなんじゃなくて商人的な「アタシ」って言い回しのつもりだったのに気付いたらカマ言葉になってたよ(死)
キャラ自体はキツネの腐れ縁程度で味方でも敵でもない立ち位置かな…本来は。




超久しぶりに描いたやつ。
色鉛筆って薄い色から塗り重ねて下の色の透け感でニュアンスを足していく技法が基本らしいんだけど、コツが未だに掴めないでいる。これはようやく反射光の出し方を少し覚えたやつ。
あとここまでがマルマンのポピュラーなスケブの紙に描いたやつ。一番上のは水彩色鉛筆(以下A)を使ったもの。下2つは形見分けの普通の色鉛筆(以下B)を使ったもの。
Bはしっかりトーン分けされてるので、より微妙な色が選びやすいし出やすいかな。Aはなんかよくわからん。貰った時から無い色相とありすぎる色相グループの差があって、無い色は混色での作成必須だったからな。




ここから色鉛筆はBオンリー、紙はケント紙(多分)に変えた絵。
色鉛筆って明度・彩度が高いんだよ全体的に。だから薄くて彩度が高い色は割と得意だけど濃くて彩度が低い色を作るにはただの黒でさえ何色も重ねた上で最終的に黒を塗り重ねるって感じで作らなきゃいけないのね。
まあそれを逆手に周りの反射光とか環境色・トーンに合わせた色で塗り重ねるとそれが透けてニュアンスのある黒になるのは面白いけどね。




構図と色味は気に入ってるけど、デジタルならめちゃくちゃ手直ししたい絵。
というか、こいつタイムラプラスで行程を撮ってみようってなんか無謀な思いつきで描いたんだけど、下描き(構想含む)〜線画清書で1時間、塗りで3時間のトータル4時間かかった。短いんだか長いんだかはよくわからんけど、一度始めたら手直しは不可能ってところを加味するとまあまあ頑張った方じゃないかな。
訓練的な意味ではやって良かったかな。




ジーンダイバー。
これは衝動的に描いたので特に技法がどうこうって話じゃない。
え、ドライがいない?
まだ仲間になってないからだよ(ニッコリ)




今回は取り込んだあと原画に近い色補正とシャープネスをかけてるんだけど、この絵だけはちょっと色味をいじって、背景はデジで付けた。今見たらもう少しフロントの赤い部分をこげ茶っぽい赤に直せば良かったね。まあいいや。

キツネは大正時代の二重廻しトンビ・山高帽姿、DKはモッズ風(詳しく無いのであくまで「風」)っていうなんかよくわからん組み合わせの姿。モッズ気取るなら定番はベスパなんだろうけど、スクーターは富士産業(現スバル)のラビットスカーレットS102。1961年販売だから、時期的には初期モッズには近いのかなって事で。あと実家に私が過去に買った模型があったので描きやすかったんだよ(資料として写真撮った)
このスカーレット、他のラビットと違って50ccなんだけど、キツネは重量に含まない(白目)と、時代的に規制は緩かろうって事で、あえてヘルメットは描かなかった。30年ぐらい前まではマジで緩かったよ、日本の田舎道なんてのは。
イメージ的には探偵(DK)と助手(キツネ)。ただし助手の方が態度がでかくて探偵が探偵と認知されないかなしみ。私に推理ものが作れる頭があったらこの設定でオバケ探偵もの作りたかった。


スクーターはベスパもランブレッタもコロッと可愛い(当時の人から言わせれば未来的・機能的な外形だったのかもしらんが)形だし、ラビットもカブも可愛いね。正面もいいけど横から描くのがやっぱ好き。ラビットスカーレットは尻のボテっと感が好きだな。

でもねー。モッズで流行ったスクーターのミラーとライト盛りまくり魔改造は正直どうかと思う。一つ二つぐらいならまだしも、フロントにびっしり着けるアレだけはクソダサに見える。トンボの複眼かなんかの擬態か。




って感じ。

仕事があるだけマシだけど、まだどうなるか分からないのが困りものだね…。
人類がこの世に無数にあるウィルスを制したのなんて歴史上天然痘ぐらいしかないし、こうなったら嫌でも共生するしかないだろうし、要はもうなるようにしかならないと思うから、とりあえず休業の今を有意義に使って漫画でも描くよ。
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2020/04/18 04:05 | Comments(0) | 創作イラスト

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