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Re:第23カイ!「三大合体 地球最大の戦い!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 23話のあらすじ
バトルシーザーロボⅡ世がゼンカイジャーを大襲撃!
ゼンカイオー・ツーカイオー・ゼンカイジュウオーと世紀のロボ戦争がはじまります。
心を決めたステイシーに対し、迷いの中の五色田介人。
煮え切らない介人に、ゾックスは表情を曇らせる。
「俺の知ったことか勝手にしやがれ」
とでも言わんばかりに……。

そんな中、始まってしまう最大の決戦。
偽戦隊を召喚され、多勢に無勢のゼンカイザー。
「卑怯だぞ!」そう叫びたくなる戦いに
ジュランたちも「そうだそうだ」と言っています。
しかし、もう決めたのです。
何を言われても、誰に笑われても
ここで決着をつける――
魔界の王子、覚悟完了!!
(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
ジュラン「そこのイケてるお兄さん、良かったらお食事、ご一緒しませんか?」

ホントね、おじちゃんみたいな人に飯奢られたいよ私も……。
介人って自分では消化が難しい悩み事はよくおじちゃんに相談するよね。

それはそれとして、深夜のラーメンはヤバい。特におじちゃん。



4月に入って東映がHPの内容を一新したんですけど、一昨年までのブログが全部読めなくなっちゃってますね…。
あれ撮影当時の裏話がたくさん乗ってるんで、アーカイブ公開とかしてほしいんだよな…できれば。既に終わった番組とはいえ、時々読み返すの楽しかったんだけどな。
あらすじはまあ2クール終了までキリよく借りられたんでいいとして、3クール目からはなくても別にいいかな。



う〜ん、いよいよゴジラを隠さなくなったなスタッフ……。


前回の引きでバトルシーザーロボ2世の襲撃を受けた所から夜までずーっとドッタンバッタン戦ってたようですが、突如介人から再戦の提案。
「仕切り直し!また明日!」
で、
「いいだろう」
は聞き分けが良すぎないかステイシー。
この辺、こいつはちゃんと来るやろって思ってるからだよね…好き嫌いは置いといて、そういうある種の信用は一応あると。
まあパレスに戻って上司とボスに色々と言い返してるところを見るに、自分自身にも覚悟を言い聞かせてるようにも見えなくはない。

一方仕切り直しを提案した介人と言えば、ステイシー以上に割り切れない気持ちをお悩み中。ヨホホイにもその辺をしっかり見透かされてるけど、まあしゃーない。色々見てきちゃったら迷いも出るってもんよ。むしろちゃんと迷う子なんだなぁって思ったわ。切り替えは早いんだけどね。

前回の戦いでズタボロになったガオーンの治療中に(多分キカイノイド専門科だと思われる)おじちゃんを筆頭になんで仕切り直したのかとか話してましたが、ヤッちゃんとこに通ってくるステイシーの姿を見て、仲良くなれるんじゃないかって迷いが生じちゃったわけですね。

そもそも、どうしてステイシーはヤツデに懐いてるのかって疑問がここで改めて出てくるんですが、ブルーンとマジーヌはゼンカイジャーの拠点がカラフルだって知ってるのに襲撃してこないのが謎だね〜ぐらいの認識だし、おじちゃんも今イチ分からない様子。

この辺視聴者には情報が開示されてるので普通に汲み取れるんですけど、劇中でのキカイ組はステイシーを敵だと認識してからはそこまで深入りしてないので、介人みたいに「ヤツデに亡母の面影を重ねてた」って推論には達しないんですね。
とはいえ、介人もそこに思い至るのはステイシーがお別れ言いに来た事をヤッちゃんに聞いてからなんだけど…。



で。そんな悩める介人をおじちゃんが連れ出して、中央線沿いの踏切前に開いてるラーメンの屋台へ。
当初はこのシーンって、銭湯だったらしいんですよね。ただ、
「銭湯……あれ?リバイスと被るんじゃね?」
となって、始まったばっかのリバイスとネタ被りは悪いねってことでラーメンの屋台に変更になったそうです。
いっそお遊び要素として同じ所で撮影しても…とは思ったけど、ラーメンの屋台ってシチュエーションも好きだから捨てがたい。
ここの撮影のことも当時のブログに書いてあって、有名な大森坂を中央線沿いみたいに仕立てた撮影方法とか面白かったんだけどな…。



結論を言えば、ステイシーと向き合うって意味で戦い自体は覚悟してるようなんですが、おじちゃんに心情を吐露することで心の整理を付けた感じですね。
おじちゃんの提案もまあ…どうしてもっていうならっておじちゃん自身も言ってるぐらいだし、ステイシーには悪手よね…。

ところでラーさんの読んでる新聞なんだけど、よく読むとキカイノイドの雇用法対策案ってな事がシレッと書いてあるんですね。次のバカンス回でも既にキカイノイドの国会議員がいたり、医者とか弁護士とかもまあ存在したりするので、割ととんでもねぇ世界だよゼンカイトピア。
さっきの病院もそうだけど、キカイトピアがゼンカイトピアに馴染んでる感を出すための小ネタがあっちこっちにあるんですよね。私ははじめ新聞には気付かなかったよ。



さて、介人とステイシーのタイマンですけど、そうなるとまずステイシーザーがニセ戦隊を召喚する事を念頭に置いとかなきゃいけないんですけど(見た目は多勢無勢だけど、扱いはあくまで本人の武装なので)、まーそんな対策介人がするわけないじゃないですか。だって介人だよ?
いうて結局5対1には変わりないんで、黙って見てたおじちゃん達が「仲間は武器!」とかいう理論で乱入。まあするよね。
でさらにステイシーがニセ戦隊追加すると今度はヨホホイが乱入。まあするよね。

こう見てくと、どんだけ武装で手数を増やしても誰も助けに来ない(トジテンドの幹部は現状を知ってる)ステイシーと、ピンチになったら仲間と界賊一家どんどん助っ人に入る介人との対比になってるのがなかなかお辛い。
とはいえステイシー自身も組織内で仲間を作ろうとか毛ほども思ってないので自業自得ではあるんだけど(パレスの内情知ってたらまあ…)。
ここまで露骨にそんな……ケチョンケチョンじゃないですか、かわうそ……。

最終的にロボ戦に持ち込むんですが、バトルシーザーロボ2世の見せ場に加えて、今回はゼンカイ&ツーカイのロボは特殊な合体の応酬なのでかなり目まぐるしい。おじちゃんと介人の合体なんかももう少し劇中でやったら良かったのにねぇ。確かこれ一回きりじゃなかったっけ?
バトルシーザーロボ2世は相変わらず長細いマラカスみたいに見えるな、両手の得物…刀もあるってか刀がメインウェポンだけどさー。良かった、サトシに受け継がれたのが盾だけで……ステイシールドもどっかの部族のトーテムみたいでちょっと怖いが。

イジルデのちょっかいもありつつ(助っ人というより勝てそうだから割り込んだ感じ)、最後はシーザー暗黒雷冥撃(すげえ名前)とカイジュウマックスブラスターの、レーザーVS実弾のフルバースト対決になるんだけど、もう完全に火力対決になっててゼンカイジュウオーが過剰なミサイル連射で押し切った感じですね…。やっぱりこいつら全員脳筋じゃねーか!
ゼンカイジュウオーの薬莢、実際にはどんぐらいのサイズなんだろな…。



そんなもんだから、勝敗はほらなねの結果。ただ勝った介人もステイシーがどうなったのかで素直に喜べない様子。

そうよな…これだけ一人で相手して長期戦まで持ち込めたんだから頑張ったよステイシーは。なんで視聴者に同情されてんだよお前。
ロボが爆破された後川辺に倒れてたのでいわゆる水落ち(生存率が高い)とは違うし、けっこう血まみれになってたから一瞬死んだ?とか思われたけど、ゲゲが回収してイジルデに修復しろと迫った模様。
この時は諸事情によりゲゲは喋れなかったんで鳴き声のニュアンスで意図を汲み取るイジルデに大人の事情を感じて笑う。
イジルデにしたら一実験兵士だし、劇中でも言ってたようにこいつ死んでも別に…なので、ここはブッコワウスの命令だと勘違いしてくれて良かったね。

ただやっぱり人間とのハーフは修復出来はするが面倒って言っていたので、キカイノイドの身体の方は兎も角人間サイドはどうすんのかと思ったら、おもむろに始める「どちらにしようかな」唐突にお出しされるコールドスリープ状態の介人の母ちゃんこと美都子博士。

あのさあ……。

どちらにしようかなじゃないんだよ、母ちゃんの血液とステイシーの血液が合わなかったらステイシーその場で死ぬやんけ。引き当てられたのが父ちゃんでも同じだけどよ。
いや番組の引きにスナック感覚でこれ出すのビックリしたわ当時。介人の母ちゃんのパーツを継ぎ接ぎして修復するつもりってコト!? みたいな反応多かったしね……。



このおっかない引きで次回予告がバカンスなの酷くね?
温度差おかしいだろ!


ガクエンワルド回だっけ?シリアス保存の法則とか白いおじさんが言ってたの…(ゼンカイジャーはシリアスが1話しかもたない)
プロデューサー構成が似てるガッチャードとかもシリアスやった次の週にスターシャイン星野出してるしな…。う〜んこの。

今回は以上。
第24カイ!の振り返りに続く。
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2024/04/10 19:27 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録

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