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Re:特別章「界賊来たりて、交わる世界。」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● セイバー特別編のあらすじ
小説のネタが浮かばず空を見つめる飛羽 真、心配そうに見つめる芽依、倫太郎、そして賢人。その時、空に流れ星が! しか し、その流れ星が飛羽真たち目掛けて落下してくる。
「着地成功オリヒメ。さあ仕事をするオリヒメ」
落ちてきたのは流れ星ではなく、別世界から来た謎の怪人だった。さらに、それを追ってきたゾックスが現れ大混乱に陥る。そんな中、オリヒメワルドの能力でお宝=ワンダーライドブックを失った飛羽真たちは、ゾックスと行動を共にすることに。颯爽と変身するゾックスに、倫太郎の心の声 が漏れる。
「何故踊るんですか?」
(東映公式ブログより引用)




今回の一言:
倫太郎「どうしても、踊らなきゃいけないんですか?」

まあ、踊る必要はないですね。



何でセイバーの記事?って話だけど、20話の感想を上げるならこれもセットで上げていた方がいいなと思って録画してあったやつを改めて観て書いてます。

で、セイバーは遂に最終決戦に向かう直前……!というタイミングで「スーパーヒーロー戦記」の宣伝兼ねて久しぶりにコラボやりません?と、立ち上がった1時間の合体スペシャルが今回の特別章・20話。

持ちかけてきたの?もちろん

セ イ バ ー 側 の P だ よ

ゼンカイ側はむしろ止めた側だよ!最終章入るのにセイバーがゼンカイ脳になるぞやめろって止めたよ!

まあ、思ってた以上に両者の相性が良かったのか、纏まりが非常に良かった内容でした……ヒッチャカメッチャカになると思ってたからスゲェびっくりだよ。

・コラボだからか比較的堅実な作り(ゼンカイ基準)に徹した諸田監督
・コラボ、外伝系に定評がある毛利脚本
・監修に香村女史

という印象でしたが、こういうコラボには珍しくゼンカイ側の追加戦士・ゾックスをピックアップし、セイバー編は主演陣で、ゼンカイ編の時にはまさかの神代兄妹を招くという采配をしてます。

考えてみりゃ、主役と主役チームは必然的に絡みが多く、通年夏映画にはキャラが固まりきれてない頃に撮影する都合で戦隊側の追加戦士は出番が薄くなりがちなのと(実際戦記でも最終決戦で乱入してくるだけ)、ライダー側の神代兄妹は元々ノーザンベース側とは敵対していて個人回が入れられない終盤付近で仲間になってるので、このタイミングでまとめてフォローしとくのはアリなんですよね…。
そういう意味でも並行世界間を移動する技術を(検閲削除)持っている界賊に働いてもらいやすいのね…。



セイバーは前回タッセルがストリウスに殺され、今話でヨホホーイし、この回の後にストリウスがすんごいガラガラの低音でラスボス(役)を頑張ってやってるお労しい予告が流れるんですねー。

考えなさいよ温度差。

そうなると総合的に考えて、特別章って枠組みだし最終回後のイメージでこのテンションなのかもしれないけども…。
というかゼンカイは正式に20話として組み込まれてますが(つまり正史)、セイバーの方はあくまで特別枠らしく、公式の有料サイトかソフト版のおまけとして収録されてるのを観るかみたいに、やや視聴手段が狭いらしいです。テレ玉はどうだったかな…再放送自体はしてたんだけど…。



導入はシンプルで、最近新しく観測されるようになったセイバートピア(ブッコワウス談)の攻略にオリヒメワルドが投入され、ヨホホイが追ってきた形。

この時飛羽真は珍しくスランプで、皆と夜の横浜の公園を散歩してたらオリヒメワルドが降ってきたと。
賢人くんはお父さん問題がクリアされてクソコテムーブからすんなり元の面白にーちゃんに戻ってよかったね……それはそれとして「星が綺麗だぜ」じゃねんだよ。

ゼンカイの方でも言われてますが、七夕はもう終わってんのになんか来てんですよオリヒメワルドが。何だよオリヒメトピアって、女しか存在しない世界か?
でも願いの叶う短冊とかいう面倒くさいアイテム使ってのらくらと攻撃を躱す辺りまあまあ戦いは上手い。セイバー側はメギドと勝手が違うので能力に戸惑いがち。
ツーカイザーがやって来たことでワルドは一旦逃げ出しますが、落としていった短冊を芽依ちゃんが拾い、うっかり飛羽真のメモ用紙にと差し出しちゃったからさあ大変、「大切なお宝が無くなってしまう」の小説の書き出し案をメモっちゃったもんだからワンダーライドブックが剣士達の手元から消失(=変身不能)。
初めはワルドの仕業と分からなかったのでゾックスが疑わ……というか1冊ノーザンベースからちょろまかそうとしたからある意味現行犯逮捕なんだけど、ゾックスからワルドの力を教えられた事で、協力体制を取ることになる流れですね。



それにしても、この辺から飛羽真の顔芸といい(短冊に書いちゃった本人だから)、ゾックスに織姫と彦星の逸話を教える時の久々の再現劇(想像図)といい、若干ゼンカイ脳に侵されてないかこれ?ってのがチョロチョロと……。
彦星が賢人は分かるし天帝が芽依ちゃんはまあ良いけど、いくらゼンカイも介人とお兄様が女装するからって飛羽真まで織姫やらなくていいじゃん!ほどほどのクソデカ女装に仕上がってて笑うし、彦星が連れてた牛がホルスタイン(声・倫太郎)で三角関係に嫉妬心を燃やす牛みたいな役付けしてたって公式に書いてあってダメだった。

まあセイバーって飛羽真が本業の小説家してたり倫太郎がホモサピ状態だったり賢人くんが面白にーちゃんの時の日常シーンは割とこんなほのぼの空気ではあるんだよね。話が混み合ってくる前の序盤の方はそうだった。だから、そうそうこの人らってこんな感じだったよなーって振り返りながら観てた。
なんなら最後に色々片付いて和んでる時にメリーゴーランド皆(+ヨホホイ)で乗っててもトンチキなだけで違和感はあんまなかったし…。

さて、ワルド攻略をする際ゼンカイはゼンカイ組なりにちゃんと真面目に考えて行動した結果がトンチキになる事が多いんだけど、セイバー組は比較的能力の癖とかを考察しながら理詰めで突き止めていく違いが描写されててなかなか面白かったです。あとゾックスがこの場にいても割と馴染んでるあたり、ライダーの方にいても浮かない性格してんだよなこいつ…って改めて思ったわ。

オトヒメワルドの能力は実際に願いを叶えるわけではなく、書いた願いが心理的影響をあたえるというある種精神攻撃なので、ブックは消失したわけではなく「宝だと思っている人間に消失したように思い込ませる」という理屈で、特に自分にとっての宝だと認識してない芽依ちゃんにはちゃんとブックが見えていたというオチ。
今までのオリヒメワルドの行動でちゃんとこの考察に辿り着いたの、頭脳派だなセイバー陣…(ゼンカイ組が頭全開過ぎるともいう)。

にしてもクロスセイバー(青)、タテガミ氷獣戦記(白)、ゴールデンアランジーナ(金)、ツーカイザー(金)で並ぶと偏った色合い過ぎる…差し色が欲しい…。
最後にクロスセイバーとツーカイザーの合わせ技でギアごと破壊してましたけど、この辺はクロスセイバーのパワーが上乗せされた形でしょうね。別にギアが破壊されるプロセスはロボでも等身大の時でも無関係なので。



……全然話違うけど、神はどうやってオミクジトピアを破壊したっけって観直したら、トジルギア関係なく世界の力をダイワルドから吸い取って直接握り潰してたわ。
にしても一応迷ったとはいえああもアッサリ並行世界一つ消滅させる辺り超然的過ぎるなやっぱり…。



事件解決してゾックスは飛羽真達と別れ…って所で、動向を見張ってたのを気付かれてた神代兄妹が姿を見せ、一連の戦いでライドブックに興味を持ったヨホホイがお兄様に抱き着いたフリしてちょろまかすというヨホホイ行動に出た所、クロコダイオーから降ろされたロープで飛んで逃げようとしたヨホホイの足首をお兄様が掴み!お兄様の掛け声(多分玲花にロープ切れとか言ったつもりだった)で玲花がお兄様の足首を掴み!そのままセイバートピアの二人はゼンカイトピアへ輸送される事に。

……神代兄妹って、仲間になってからほんの〜りだけど天然っぽさが見え隠れしてて特にお兄様はOPで面白行動してるワンシーンが短く挟まれたりしたんだけど、二人してなんでいきなりギャグ漫画みたいな行動に……。
いや、Aパートは普通だったし…このシーンに切り替わってからすでにゼンカイトピアの侵食が始まっていたんだろう…きっと。

今回は以上。
今度こそ第20カイ!の振り返りに続く。
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2024/03/10 23:58 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:19第カイ!「ゼンカイ改め超ゼンカイ!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 19話のあらすじ
今の俺はスーパー!
いや……超スーパー!!(?)
新作ギアがついにお披露目!
怪獣全開!? 「ゼンカイジュウギア」!
立ちはだかるは人を惑わす凶悪カブト!
硬さは随一・非道のカブト!
硬さにゃ硬さだ!!
カイジュウパワーでガチガチ武装!!
遠からんワルドは音に聞け!
近くば寄って目にも見よ!
その名もスーパーゼンカイザー!!(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
ステイシー「(省略)……クッ……やるんじゃなかった

ホントだよ。
お前が突然こんな事しだすから松浦APがブログで遊戯王の予告パロしだしたり、ゼンカイザーのチェンジギアをDXトジンガーに読み込ませて出る隠しボイスがこれになっちゃうんだぞ。

実際ステイシーが狂言回しとして機能してるお陰で、よく考えたらアレな設定のゼンカイをゲラゲラ気楽に見られてる所はあるんだけど……まあ真面目なキャラに真面目なまま時々トンチキさせると破壊力があるわね。
というか、ここまで完璧にゼンカイザーの口上と動きを完コピできてるの、嫌いなくせにホントよく見てるなお前ぇ…ってなる。



先にカブトムシワルドの話でもしとくと、こいつはモチーフがカブトムシなだけにまあまあ真っ当に見た目がいいんですけど(頭にカブトムシが乗ってるだけだけど)、能力は夏の林の幻覚見せてカブトムシ捕りにしか興味を持たなくするっていう、カブトムシトピアの文明が心配になるやつ。なんでこんな尖った世界が存在するんだよ。
最初に能力発揮した時に4人のリーマンが横断歩道を一列に渡ってたシーンは子供に分からんて。

画面外だとすでにスーさんがやられてたらしく、アバン開始1分で麦わら・タンクトップ・ハーパン姿でカラフルに乱入してどっかで見たことある棒捌きを披露してましたが、一応洗脳のコントロールはワルドの方で可能らしいんですよね。ブッコワウス的には牢屋にぶち込まなくてもインスタント奴隷が量産可能なのに喜んでたんだけど……その奴隷は本当に使い物になるのか……??

今回はゼンカイ組も全員速攻で洗脳されてまともに戦えるのがゾックスだけっていうしょーもない状況になってましたが、洗脳されたゼンカイジャーと一般民をワルドのビームの弾除けにしながら戦ってたのこいつ最高に界賊だなってなる。
洗脳ビームに殺傷力はないから2度食らってもどうということでもないを逆手に取って遮蔽物にしてますからねぇ。

しかしワルドとの再戦時にはバラシタラがゾックスと再会。そういやツイカー一家はトジテンドに侵入して荒らし回ったんだったな…。珍しくツーカイザーが踊る暇もないぐらいの強さなんだなと再確認しましたが、これでもまだ本気は出してなかったんだろうな…後半の描写からして。



カブトムシ回、少し前のレトロワルド回とある種対になっているところがあって、絶賛洗脳中のゼンカイジャーのうち介人だけは両親と雑木林で虫取りした思い出(それが両親と出掛けた最後)が元で今こんなことしてる場合じゃない!っつって自力で幻覚を破るって流れで、「昔にロクな思い出が無くて今の暮らしがハッピー」なキカイ組がカブトムシワルド倒されるまで幻覚にのめり込んでたのと対照的なんですよね。
レトロワルドの時は過去に良い思い出があればあるほど駄目だったからね。


で?
功博士に触れる話でカブトムシワルド出してきたの、マゼンタのあいつのネタか何かで?
実は並べたら全然似てないけど、カブトムシワルドはアナザーカ●トゼ●ターだとでも?



肝心のパワーアップの話ですが。別にさ、戦力増強なんか毛ほども考えてなかったですよ、今回誰も。なんか知らんがゼンカイジュウギア!?スーパーゼンカイザー?!やったースゲー!だもん。

ただその過程が、前回の引きにカラフルで介人の両親の写真を見たステイシーが疑問を覚えたところから端を発する一連の意図せぬトンチキリレーなのがね……しかも、ステイシーのやらかしでこうなった事は当の本人含め誰も知らない…。



冒頭イジルデが研究に煮詰まった気晴らしにスパ(王朝崩壊後は市民に開放される施設)に出掛けたスキにガバガバセキュリティのデータベースらしきものを勝手に開けると、出てきたのは両博士のホログラム。
ステイシーは二人に見覚えでもあるのか?って反応だったけど、独白を聞くにイジルデがラボで何度かホログラムを立ち上げてるのをチラッとでも見たことあったんでしょうね…。

この状態が当時「介人の両親…データしか残ってないパターンでは…?」とゼンカイらしからぬザワつかれ方をしてたもんです。結果論として無事ではいたけどさ(功博士が無事なのかと言われると?だけど)、このホログラムの目のカッ開き方とかめっちゃホラーで怖かったわ…。

でまあ、どういう事なのかステイシーじゃなくても気になるわなそりゃ(特に視聴者)
とりあえず五色田家に関わるワードを色々吹き込んでみるけど反応がないので諦めたかと思いきや、何を思ったかゼンカイザーの名乗り口上を手振り付きで丸々完コピ再現し始めるとかいうクソ真面目さが祟って誰も予想してなかった奇行に及ぶという。
良かったね誰も見て無くて。

案の定めっちゃ後悔してて草なんだけど、ステイシーが去った後にホログラムが起動(前述の目ぇカッ開き)

突如セッちゃんにゼンカイジュウギアのデータがインストされる

セッちゃんに用事があったフリントに設計図が渡る

ゼンカイジュウギア爆誕(※2個)

サトシくんはとんでもねぇ形で宿敵に最高級の塩を送ったことになるんだなぁ…(遠い目)
多分、仕組みとしては1話でセッちゃんが覚醒したのと同じで「全力全開」がパスコードだったんだと思うんですよ。しかもあの時の介人はせいぜいセッちゃんを抱き上げたぐらいしか動いてないので…。
……。

あ〜あ。



ところでスーパーゼンカイザーはジュウレンジャーのドラゴンシーザーがモチーフですが、主人公のパワーアップ形態が銀ベース、更にキラメイ以降何故か採用されない緑も入った珍しい色味。
パワーアップとは言ってもゼンカイザーが着ぐるみを着ることでむしろ他の面子と同じぐらいのボリューム感が出るため、歴代ロボがモチーフの戦隊って考えるとこっちの姿がベーシック説がある。
得物のドリル槍・ゼンカイテンランスは先っちょが鎖状に伸びて敵を捕捉できる小技も出来るんだけど、これ急遽現場で「先っちょ切って鎖つけていい?」という感じで決まったそうですね。その辺の顛末は東映の公式ブログに載ってるから気になったら読んでみてね。



この話を観るたびに、パワーアップアイテムが出てくる経路はおかしいのにやけに筋は通ってるの何で…?って困惑するんだよね。息子(に似た声)の呼びかけで両博士の意識が僅かに覚醒して息子を助けた…とも取れる描写でもあるので、介人が両親に思いを馳せるちょっぴりしんみりした終わり方になってたけど…。
あとこう見ると今回はたまたまトンチキかましたけど、ステイシー周りだけシリアスというかもはやホラー味が溢れててホントに初期段階で存在しなかったキャラの姿かこれが…?ってなった。


ゼンカイジュウギアはフリントがちゃっかり2つ作ったためツーカイザー用の独立したパワーアップアイテムでもありますが、ゾックスのパワーアップ回はよりにもよって名誉ゼンカイジャーことマジーヌママと伯父がやって来る回でなのでやや控えめ(と言っても実質ゾックス主役回ではある)なイメージ。
これらがお披露目される事でようやく出てきますね、ゼンカイジュウオー。

楽しみだな、悪いビルとの対決!!

今回は以上。
第20カイ!の振り返りに続く。

2024/03/07 08:48 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:第18カイ!「いのち短し、恋せよゼンカイ!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

●18 話のあらすじ
介人・ジュラン・ブルーンが歩いていると、後ろから介人を呼ぶ声がする。
その主は介人の中学時代の同級生・花恋。
仲良さそうに話す様子にたまらずジュランが「昔何かあったりなかったりするの?」とおっさん全開な質問をすると、
「何かとはなんですか?」と迫ってくるのはこれまたピュアさ全開のブルーン。
恋…不勉強な分野…!と青い好奇心がブルンブルンしていると、
伺っていたかのようなタイミングでレンアイワルドが襲来。
ゼンカイジャーは合流したガオーン、マジーヌとともに交戦するものの、
早速メンバー内恋愛が発生して戦闘にうつつを抜かしている暇もない!!
街中を最大風速で吹き荒れる恋の嵐。
このハリケーンを抜け出すことはできるのか?!(東映公式ブログより引用)



18話のあらすじ・備忘録は瀧島APだけど、交代で書いてた松浦APとだいぶテンション違うよね。比較的堅実というか。
あと今更気付いたんだけど、OP・ED後の提供画面の縦書き、再放送枠でもちゃんと残ってるのか…。
あれソフト版は消えちゃうからさ。

今回の一?言:
一般男性「付き合ってください!」
一般女性「嬉しい!」
一般男性「明日結婚しよう!」
一般女性「喜んで!」


ここの流れるような会話草。
嫌だよ正気に戻ったら知らない人と婚姻届提出してるの。
むしろ明日って猶予を設けてるだけこの手の能力に洗脳されてるにしては温情がある。



なんとな〜く今回の一言をなんとな〜く抜粋してる所アレだけど、この回もだいぶ変な台詞多かったからね…。

レンアイワルド絡みなら、
ジュラン「それにしてもおせーな、レンアイワルドの奴」

関係ないなら、
ステイシー「おやつを食べに来た」

とか。
前者はジェットマン知ってるならどの台詞のパロだかすぐ分かるやつ、後者は世界一かっこいいおやつを食べに来たシーン。
いや……真顔でヒーロー着地来店するのと次回のアレで、お前もゼンカイ堕ちするのかサトシ…とか言われてたような、なかったような…しなかったけど。
まあこの程度でゼンカイの狂言回しがギャグ落ちしたら困るしね。

いうてファン内で18話の一言グランプリ決めたら多分、

セッちゃん「日曜の朝チュンよ!」

だと思う。トレンド上がっちゃったらしいし。
あれは福圓さんのアドリブ(ラジレン談)で、御本人はそんな気は一切なかったのにセッちゃんの語尾がチュンだった故に起こった放送事故だよ。



冒頭のおじちゃんにオジサン全開の恋バナ振られた時と、ブルーンに「ナニカってなんですか?」って訊かれた時の介人なんだけど、比較的年相応な受け答えしてるのが意外だったんですよね…てっきりその辺の情緒もお子ちゃまかと(ダンスィ的な)
むしろ好奇心ブルンブルン中のブルーンの方がナゼナニ5歳児。

関係ないけど介人の指ハート見て「あれも半年立たずに違う形が流行るよなぁ」つって調べたら中には瞬時に組むのも難しい形があったりしてもはや九字切りの修験者か?ってなった。



レンアイトピア……うーんこの。
毎日が修羅場ってそう怖。大丈夫?風紀乱れてない?

今回のレンアイワルドはまあその名の通り、本人の意思ガン無視で同時多発カップル化させる能力ですね。
どうしてこうバラシタラ配下のワルドはピーキーな能力持ちが多いのかね(極端な並行世界ばっか引きがち)……というかバラシタラにレンアイとか強烈な皮肉にしかなってない。

あと幹部会議での会話とゲゲの反応なんだけど、こんなしょーもないワルドを出撃させたことをブッコワウスに「ゲゲが作戦指揮した事が良い発破になった」みたいな褒め方されてゲゲが困惑するサマは、2回め以降だとどうしてだか理解できるようになってるのいいね。ああそういう…って。



こいつのタチの悪さは……まあやっぱり上げて落とすところでしょうかね。初っ端から即席レズカップル2組の喧嘩が始まると思わなかったけど。

いや開幕ジュラガオのコテコテBLもどうかと思うよ私は。しかもお互い取り合ってんのがパフェが溶けるっつって蚊帳の外で錯乱中の介人とかいう。
メンバーの殆どが被害にあったけど(マジーヌはフリントと百合ップル化)、正気だったメンバーはというとセッちゃんはメカだし、双子は子供だし、ヤッちゃんは……存在が語られない旦那(介人の祖父)一筋だからとか…?

あとこれ、ワルド倒した後も人によっては微妙に失恋引きずるの嫌じゃね。というかゾックスはメロリア(キカイノイドのモブ子)の事そんな引きずっちゃう?意外とそういうとこ繊細なの?このヨホホイ。

どっかの誰かが「リュウソウジャーギアでカナロを召喚して恋愛フラグを折れ」っつってたの笑う。
でもカナロを呼ぶならヨホホイに使わせないと……冒頭から洗脳されてたから駄目ですね。




で、ブルーン回でもあり、珍しく介人の同級生っていうゲストが出てくる回。
時勢が違ったらもう少し出てきそうだけどね、同級生ゲスト。

しっかし、ゲストやモブが出ると顕著になるけどゼンカイジャーだもんねー仕方ないねーだの、今ゼンカイジャーやってるんだって?ってバイト感覚で扱われるの笑う。
自分で宣伝してるんで当たり前ではあるんだけど、初期も初期のスパイ物っぽいパイセン達とか、正体知られると本当にマズイ戦隊と同じ脚本家の作品とは思えない。

で。
その同級生の花恋ちゃんはレンアイワルドの能力で介人じゃなくてブルーンとカップリングになる……とは言うけど、ブルーンの方は能力の効果で感情が乗算されただけで本当に初恋相手だったっぽいのよね。即席カップルの中では共通の趣味(読書)があったり、会話に不自然な所がなかったし。背景はトンチキだったけど。
ワルドの能力でカップルに不和が起こり始めた辺りで、何気ない介人との思い出話が引き金で気になっちゃって質問攻め始めるのもブルーンの性格考えたら平時でも起こり得る事だしなー。

しかし花恋ちゃん……この反応だと多分ブルーンの指摘は図星だったんじゃないかね。少なくとも当時は介人に想いを寄せてたのかもしれない。肝心の介人が全開男なもんだからしゃーないけど。
ブルーンのこういういらんことしいの勘は割と鋭いんだよね、案の定墓穴掘って失恋したけど。
今回のブルーンは勉強っつーか一つ大人になった、って感じですね。
初恋はほろ甘(ゲデヒトニス)



え?介人?
一目惚れしたカラフルサンデーの新作にっちゃバードキス浴びせてたよ。

いやぁ……これ極端に大げさな反応ってなだけで、本人達がお相手に向ける顔・態度だとしたら、実は介人ってキス魔ってコト……!?



ジェットマンギアの使い方さぁ……。
あのさぁ……。


白いベンチにあの台詞まで出すのは反則だと思うの。
ゼンカイジャーのプロデューサーはジェットマンのプロデューサーに謝れ!

(というネタ込みなのでさらに酷い)

なんで配役がそうなる、ブルーンが引ったくりなの草。
ヨホホイはこれ公式の…女装……??ガオーンは2回目の女装が本番だからいいとして、というか女装させられた云々より出番が短い所気にしてる…なんだこの界賊。
ここのシーンはちゃんとモニタも3:4だからね、ブルーンミニピッカーもこのためだけに美術さんがミニチュア作ったらしいしね(レトロ回の木製ダリンガーといい…)謎の凝り性が発揮されるねぇ…。

この辺はファンとかテレビの特撮特集で散々ネタにしてきた所で公式が本気のパロディをお出しした感ある。
まあこれが10年前のならいざ知らず、もう30年ぐらい前の作品だしね…。


ロボ戦で披露したラブミードゥーは、ハーレム物のノウハウを当のレンアイワルドが理解してないせいで洗脳されてるはずのゼンカイ&ツーカイ組にギッタギタにされて爆散するという。敗因は勉強不足ですね。残当。
私はハーレムも逆ハも苦手だからもっとやれと思ってたよ!



そしてカラフルで番組のシメにパフェ(サンデー)食ってるステイシー。

特に何の疑問も思わずいつもの2倍サイズのサンデー……もはやパフェ食ってるけど、これが介人スペシャルかぁ…。
確かにヤッちゃんは介人のおごりって言ってたけど、2倍のサイズになってるのは気付かなかった。でも君も何かデカいなこれ…って疑問に思いなさいよ。それでも普通にお財布出すのは偉い。
ちなみに中の人公認・ボレロの裏ポケットは四次元ポケットなので、財布でもおやつ券でもギアトジンガーでも入るよ(入らない)

ステイシー的にはなんで介人に奢られたのかサッパリ分かってないみたいでしたけど、そりゃ成り行き上というか本人的には界賊に脅された結果だろうからね…。
そしてふと棚に飾られた介人の両親の写真にステイシーが気付く所で次回。

改めて観ると、縦軸を進めてるのがほぼ敵側(というかサトシ)なんだよねこの作品。ヒドくない?

今回は以上。
第19カイ!の振り返りに続く。

2024/02/26 20:57 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:第17カイ!「ぬぬっとオカルト同好会!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

●17 話のあらすじ
ヌ、ヌ、ヌヌヌのヌ〜〜
夜は墓場で運動カイ?
いいえ次回は透明カイ!
ジュランが透明になっちゃった!?
怪奇現象!? お化けの仕業!?
オカルトオタクにゃこりゃたまらん!
幽霊の、正体見たり枯れワルド……?
いやいやホントにお化けは居るはずだ!
ゆけ! ぬぬっとオカルト同好会!!
(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
マジーヌ「あんにゃろうマジマジ怒り倒したるわぁぁぁぁ!!!」

今回のマジーヌ、怒りに任せて目は光る、闇のオーラは出す、井戸から出る、五寸釘を打つだのやりたい放題で草。

呪い(物理)

ちなみに目が光るギミック自体は変身後のスーツにはあるし、変身前も手足のパーツは光る構造らしいよ(特写見る限り)。


でも、アホな世界観な割にゼンカイとホラーって意外と相性がいいんだよね。しかもパニック系じゃなくてじっとりしたタイプのやつ。



今回はマジーヌ+人間のお子さま・織恵と万里、お子さまキカイノイド・ケミィの名有りゲスト3人組回(頭文字を並べると「オバケ」)。
なんでも「万里」の読み方が人名としてはよく分からなくて現場で「まさと」と呼んでたら香村さんから「ばんり」ですよって指摘があって頭文字要素があったのが発覚したらしいよ。

というか名前があるのは記事書いて知ったよ…ごめんよ寺乃町オカルト同好会…だって劇中で呼ばれなかったからさ…。
3人のそれっぽい衣装は多分オカルト同好会に集まる時の正装みたいなもんじゃないかね、まさか学校行く時もそれじゃあるまい。

今の小学生の流行りが分かんないですけど、こういう学校の七不思議的なものはどうなんだろ?
今は怪談・ホラー系都市伝説はSNSとか動画サイトに吸われて、身近な生活に根付いた怖い噂みたいなものはサッパリな印象だけど。

もっともこの3人とマジーヌがオカルト同好会結成したの、同じ趣味の子が生活圏にいなくてたまたまカラフルで友達になった経由があるので、この世界でもリアルの需要は少ないのかも。
だって令和を生きる小学生なのに皆で読んでるのオカルト本だよ?小学生だからかもしんないけどアナログだよ?
ネットロアなんてクソ喰らえ主義だったらどうしよう。



で、オカルト同好会の子達が学校の音楽室にオバケが!って噂を持ち込んできた事がきっかけでマジーヌ(+介人・ブルーン)も一緒にオバケ探検行こうって無邪気な流れになるんですが、店番として残るのがガオーン(とオバケ苦手な)ジュランって分かれるのもなんとなく性格の違いが出てて面白い(でヤッちゃんにビビらされるおじちゃん)

この回のマジーヌ比較的お姉さんな思考してるの意外だったんだよな…。
彼女自身がオカルトに目が無い質(何なら神様にも食いついてた)なんだけど、原因がトウメイワルドなんじゃねーか疑惑が持ち上がった時はワルドの仕業って事自体よりも子供達が真相知ったらガッカリするだろう事についてブチギレてたんですよね。ただお姉さんというかオタクの共感力なのかもしれないけど。

まあ同好会を結成した理由が理由ってのもあるけど、この子達ワルド騒ぎの度にオバケ探しが中断されても「ゼンカイジャー大変だもんね」っつって送り出してくれるぐらいには理解が早いのが、大人としては逆にいたたまれないのよね。
というか万里君の「また出たのかよ〜」のテンションが侵略者の尖兵に向けてのもんじゃなくて笑う。



そんなわけで本日のワルドさんはトウメイワルドだけど、意匠が原典の包帯巻きデザインなのな。へー。
……。
トウメイトピアとは……?
住民皆透けてるの……?


トウメイワルドはゲゲじゃなくてバラシタラ配下。今回のゲゲは不機嫌なブッコワウス様のご機嫌を取る役に徹してましたね。
ゼンカイ組より先に遭遇したのは某ストリートピアニストがいる商店街で買い物してた界賊一家で

買い物……。
……。

界賊が金払って物買ってやがるやべぇ。


それは置いといて、能力はまあ何でも透明にする能力ですよ、わかり易く。
非常にサラッと流されましたが、人も物も透明に出来るため割と洒落にならない衝突事故が起きまくってて、
「トジテンドが頭良かったらもっとヤバかったなゼンカイジャー」
を地で行ってるパターンの奴だったよ。

ロボ戦でも懲りずにジュラガオーンのジュラン側が透明にされてたけど、あの謎空間コックピットってあんな風に内蔵されたんだ…って気分になった。
ゼンカイでコックピット然としてるのはゼンカイイーグルぐらいだもんねぇ。



ところでこの回、トウメイワルドの能力でおじちゃんの姿が見えなくなる上にバンクも名乗りも見えないじゃないすか。
つーか光学迷彩おじちゃん草。
ガオーンがガードベントしたからね、仕方ないね…。

なんでかってーと、同期のセイバーと合同の「スーパーヒーロー戦記」の撮影で不在な事が多くなる(キカイ組のメインで動く為)し…どうしよ……。
あっ、透明になりましたっつって画面に映さなきゃいいじゃん!その間におじちゃんには撮影行ってもろて…っていう算段だったらしいです。

結果、それはそれで手間がクソ掛かるだと…どういう事だ…というオチ。
まあアクターさんが派手に上げてくれる水しぶきもスタッフ側で上げなきゃならんしね…。



オバケ苦手なおじちゃんが可哀想なホラーオチをさせられてる時分、トジテンドパレス内ではステイシーが一人複雑な顔で独りごつ。
こいつが一人で番組内のシリアス背負ってる…って言われ始めたのはこの頃からかねぇ。出てくるとサトシだけ他の面子と背負ってる空気が違うし。周りがトンチキ過ぎるとも言うけど。

……の流れで次回予告の温度差。少しは空気読めよな!

今回は以上。
第18カイ!の振り返りに続く。

2024/02/17 08:02 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録
Re:第16カイ!「磁石シャクだぜもう限界!」
※テレ玉の再放送に合わせ、振り返りの形で週一の感想を載せています。

● 16話のあらすじ
ターさんのキカイたこ焼き屋に立ち寄る介人とジュラン。
世間話の最中、突如ジュランにくっついてきたのはタコ焼き器のプレート!
これは、今回はこういうことなのか…
ゼンカイジャーは混乱の元凶、ジシャクワルドと対峙するも鉄骨の下敷きになっている間に逃げられてしまう。
やっとこさカラフルに帰り着き店内を見ると席についていたのは、なんとまさかのステイシー!
彼がなぜここにいる?偵察?休暇?それとも迷子?
一同の困惑は止まらない、そして、磁力のパワーアップも止まらない!!
このままじゃ、お店がめちゃくちゃになっちゃう!
ゼンカイジャーよ、あらゆるモノから逃げまくれ!
磁力の届かぬ彼方まで…!(東映公式ブログより引用)



今回の一言:
介人「お客様すみません、ただいま磁石なもので……」

色々僅差で今回はこれ。
客対応しなきゃの心とトンチキの狭間でこういう謎セリフが出ちゃったんだなお前…。

16話は抜粋が難しいんだよな〜…好きなセリフ多いし。
あとは色んな事が細かく起こった回ですね。というか戦ってないにも関わらずある意味ステイシー回だったかもしれない。



●今回の出来事一覧
・セッちゃん、初のお出かけ
・サトシ、カラフルに初来店
・【知ってた】ヨホホイ、やっぱり輩だった【海賊】
・高圧的な甘ゲゲ

今回も派遣主はゲゲのジシャクワルド。
上司(というか恐らくは肩書)に弱いってところ以外はまあまあ真っ当に強い。磁力を操る能力なので、付随して金属(アルミも可)を使った物量攻撃も可能というタイプ。デザインも磁石を二刀流の刀に見立てた鎧武者だし割と正統派。

住民を磁石にする能力については生モノの人間でもなんか色々くっついて大変だけど、特にキカイノイドはどんどん磁力が高まる事で何でもかんでも引き寄せる(鉄骨とかクロコダイオーとか)事になって、マジーヌとブルーンが脱落、ジュラおじとガオーンはとんでもねぇ量の金属製品を身体に取り付けて逃げ回り、ついに自爆特攻を仕掛ける暴挙に出ると。

あれ撮影裏の話も大変だったみたいで、一応重い機械類の中身は抜いたとはいえ、自転車だの柵だのは本物をスーツにくっつけてアクターさん達を走らせたらしいんすよね…東映内では珍しく穏やかって評判が多い中澤監督だけど、あの口調で「こんな風になってるの」って提案して実行するの、ある意味怖い。

ところで、クロコダイオーの操縦……というか逆噴射の方法)が完全に太鼓なのなんなん…。
ダリンガーを使わない操縦ももちろんできなきゃ居住兼の戦艦として成り立たないだろうけど、カッタナーが逆噴射だっつって提案した時にフリントが操縦席ぶっ叩き始めたの何事かと思ったわ。
てか双子だけどやっぱりカッタナーの方がリッキーよりはやや大人びてるというか冷静ではあるのね。



16話はステイシーが偶然カラフルに来店してくるってエピソードが同時進行してるので、その視点で話を追うのが分かりやすいですね。
前回のヤッちゃんとの出会いを引きずってブッコワウスの謁見にも気がそぞろといった様子。相変わらず非番らしく、ゼンカイトピアでブラブラして……。
……。

その世界侵略対象なんだけど、なんでちゃんと金払って物買ったり地元民に誘われて嬉々としておやつ食ったり率先して荒れた店の片付け手伝ってんの……?
組織で成り上がることだけを目標にしてるから他の事に興味ないのはそうなんだけど、素の素行があまりにも良すぎてお前悪役向いてないよ。

介人達が戻ってきて店の様子に気付いてない時のが前述のただいま磁石発言ですが、ステイシーの方も駄菓子屋で呑気におやつ食ってたらまさかそこが宿敵の実家だとは思わなかったようで、臨戦体制が取れないまま引き攣った顔して固まるのホント笑う。カラフルサンデー握りしめて牽制し合うな。

ゼンカイジャー知らない人は多分ステイシーがサトシ呼ばわりされてる理由を知らないですが、というか軽く流してる人も勘違いしてそうだけど、厳密にいえば最初にサトシって言ったのはゼンカイ組が「ステイシー!?」って言ったのを聞き間違えたヤッちゃんですね。
で、知り合いなのかと訊いたヤッちゃんに対して絶対に正体を知られたくなかったステイシーが「サトシです」ってゴリ押しして、介人達が口裏を合わせる形でヤッちゃんがそう認識した流れ。

介人達も人が良いというか、別に誤魔化す義理もないんですけど(実際ヤッちゃんが裏に引っ込んだ時に一回臨戦体制取った)、ヤッちゃんの事考えたらわざわざ店の中で事を荒立てるのもなんだし、なんか分からんけどステイシーの圧強かったし…みたいな感じかもしれない。



磁力つよつよ現象でなんかうやむやになったけど、この場面をちゃっかりゾックスが見ててニヤつくとこ、こいつは使えるわ〜とでも思ったんだろうなぁ…。
打つ手がないと思ったらバカ正直にステイシーに助っ人頼んじゃう介人(脇腹にセッちゃんを添えて)は真っ直ぐというか子供というか後先考えとらんというか……まあ当のステイシーも全部突っぱねりゃいいのに無碍もにできずに悩む辺り性根が出ちゃってんだけど。

だからか分からんですが、この頃からヨホホイは介人が取らない(取れない)ダーティな手法で助太刀する事が多くなってきますね。ヤッちゃんをダシにステイシーを脅すとか。
後半になるにつれどんどん後方ヨホホイ面が重くなるんだよこの界賊。
でも介人はそりゃないよ!って顔するし、ステイシーは折れるしかないし、状況的にはヨホホイが完全に場を掌握しつつ謎の緊張感がある男三竦みの図。

なのでパワー開放してからトジテンドにさっさと戻ってきたジシャクワルドはこのまま引き篭もってたら勝確だったんですよ。ヨホホイの無法でステイシーが脅されなければ(悪役とは)。
ジシャクワルドの素体のクダックはバラシタラ配下だったのかねぇ…?
珍しく、というかトジテンド内では唯一ステイシーに様付けしてたし。上で肩書に弱そうって書いたのはそういう事ですが、ステイシーをただの実験兵士と見るか幹部の息子と見るかでだいぶ認識が違いそう。

でまんまと出てきちゃってからは戦う羽目になったジシャクワルドだけど、ジュラおじはこの時まで自分が火ぃ吹けるの素で忘れてたね。私も忘れてたわ。

今回は逃げたり脱落してたりだったせいか挽回するためにロボ戦はジュラおじ達が直接デカくなってやり合ってましたけど、結局4人で一斉に放った各個人の技名はさっぱり聞き取れなかった 。誰か分かる人おらん?



さて、ワルドが敗れてもさして気にしてる様子もない甘ゲゲが得体の知れなさの片鱗を見せたのもこの16話ですが、おそらく甘ゲゲがステイシーに目をつけ始めたのもこのタイミングだったんじゃないかとは思うんですよね。
首根は抑えておいてステイシーが今後どう動くのか目を光らせつつ、ある程度ゲゲの目的に沿うような立ち位置に誘導していくというような。
……どうなんだろうね実際、白倉Pと香村さんの中ではこの時点のステイシーの末路をどうするつもりだったんだろ。



カラフル組はお疲れのキカイ組は置いといて、ステイシーの正体は分からなくともさすがに孫との間に何があったんだろうとはヤツデも察した様子。
まあ介人の言い訳は間違ってないというか、掻い摘んで話せば派手な喧嘩ってのはそう。
喧嘩ってのは言い得て妙かな…特に3クール入る辺りの話はねぇ…ケンカよケンカ。

あとな、介人スペシャル!(=おごり)
素で忘れてたんだよ、レンアイワルド回のあのクソデカパフェがそれだって。
あれオーダーする権限はやっぱ介人なのかね。
そして未だに全容が分からないヤツデスペシャルよ……。

そういやお出かけの機会はそこまでないけど、今回みたいにセッちゃん(の実機)が外ロケも行けるように改良されたのも今話からなんですよね。お陰で総集編の時とか、最終話でのアクティブな(ホラー演出含む)活躍とか、色々できるようになったねぇ。

今回は以上。
第17カイ!の振り返りに続く。

2024/02/07 01:49 | Comments(0) | ゼンカイジャー追録

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